« 緩やかな改善の雇用統計と日銀のインフレ目標からまだ遠い消費者物価 | トップページ | ハクエイ・キム Break the Ice を聞く »

2012年3月 3日 (土)

地震の時は帰宅すべきか、オフィスかどこかにとどまるべきか?

警視庁から都民などを対象にしたアンケート調査結果が発表されています。昨年の東日本大震災の際の行動や震災への備えを尋ねた質問内容です。私が見た範囲で、警視庁のサイトに1次資料を発見できず、日経新聞と朝日新聞のサイトで取り上げられているのは以下の通りです。

昨年の震災当日3月11日の午後は、私は慶応大学の三田キャンパスで経済学だか統計学だかのセミナーに出席していました。地震が発生して地下鉄がストップし携帯電話で連絡も取れず、オフィスではなく出先にいて時間帯も午後の明るいうちでしたし、同じ港区内の近い距離で十分な土地勘もあり役所に戻るよりも自宅の方が近かったですから、1時間ほど歩いて帰宅しました。現時点でもその判断は正しかったと考えています。でも、出先でなくオフィスで仕事をしている時であれば、あるいは、もっと自宅が遠かったり夜遅くになってからであれば、さらに、何らかの方法で家族の安否が確認できていれば、ひょっとしたら異なる判断をしていた可能性はあります。

大震災発生時の交通規制

上は警視庁のサイトから引用していますが、大震災発生時の交通規制を示しています。環7と国道246号線と多摩川に囲まれた黄色い都心部では全面車両通行禁止となり、南北と東については東京都と埼玉県、神奈川県及び千葉県との都県境は都内への出入とも禁止され、西についても紫色の国道16号線を東に入るのは止められて、要するに、東京は封鎖されます。今のところ、自宅及び我が家の構成員の通勤通学先は、すべて環7と国道246号線と多摩川に囲まれた都心部に位置していますので、このような交通規制が敷かれれば、徒歩または自転車で帰宅するしかありません。首都圏直下型地震の確率がどれくらいあるかはまったく専門外で分かりかねますが、昨年の震災から1年を経て、家族でいろいろと話し合っておきたいと思います。

|

« 緩やかな改善の雇用統計と日銀のインフレ目標からまだ遠い消費者物価 | トップページ | ハクエイ・キム Break the Ice を聞く »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 地震の時は帰宅すべきか、オフィスかどこかにとどまるべきか?:

« 緩やかな改善の雇用統計と日銀のインフレ目標からまだ遠い消費者物価 | トップページ | ハクエイ・キム Break the Ice を聞く »