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2012年5月26日 (土)

映画「テルマエ・ロマエ」を見に行く

映画「テルマエ・ロマエ」ポスター

今日は久し振りに映画を見にでかけて、ベストセラー・コミックを原作にした「テルマエ・ロマエ」を見て来ました。副題は「時空を超えた入浴スペクタクル」ということになっています。どうでもいいことですが、ローマ字表記すると TERMÆ ROMÆ となります。
古代ローマと現代日本を「風呂」で結ぶ一大スペクタクルです。ローマ帝国の土台を揺るがしかねない難問題を解決し、タイム・パラドックスを未然に防ぎます。ヤマザキマリが「コミックビーム」に連載しているマンガの原作が大ヒットなのは知っていましたが、まさか、実写で映画化されるとは思いもよりませんでした。しかし、実際に映画を鑑賞してみると、主演のルシウス役の阿部寛をはじめ、ハドリアヌス帝役の市村正親、ほか北村一輝、宍戸開など、我が国映画界でも屈指の彫りが深くて顔の濃い俳優陣を起用し、ローマ人を無理なく演じています。ただし、女優陣では適任者はいなかった模様です。マドンナ役はマンガ家を目指す上戸彩なんですが、原作のマンガでは「小達さつき」なる東大院卒の歴史学者を配して、ラテン語まで理解できてルシウスとラテン語で会話する場面があったように記憶していますが、映画ではルシウスと出会ってから勉強してラテン語を理解するという形になっています。上戸彩の父親役など「平たい顔族」の何人かがローマにタイム・スリップしても、無理なく意思疎通が出来ているのはマンガならではという気もします。映画では重要でもマンガであり得ないのが音楽なんですが、ほとんどすべてベルディとプッチーニだったような気がします。映画を見終えて帰り道で私のウォークマンも誠に偶然ながらエンリコ・ピエラヌンツィの「ザ・チャント・オブ・タイム」を流しましたので、とってもイタリアーナな気分でした。一応、念のため、映画も音楽もイタリア語では女性名詞だと思います。

今までのところ、邦画としては今年一番のヒットではないでしょうか。私の知り合いによれば、多くのチケットショップで前売り券が売り切れているそうです。私が行った映画館もほぼ満員でした。

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