映画「海猿 Brave Hearts」を見に行く
今日は映画「海猿 Brave Hearts」を見に行きました。この「海猿」シリーズは前作が The Last Message の副題でしたので、打止め感が大きかったんですが、最終作のさらに続編、というカンジなのかもしれません。このところ、「テルマエ・ロマエ」、「ホタルノヒカリ」と軟派な路線の映画を続けて見ましたので、男っぽい硬派の映画を志向した次第です。一応、というか、私は国家公務員なんですが、おそらく、私とはまったく違った公務員像を見ることを期待しました。
このシリーズの特徴で、軟派なラブロマンスと硬派な海難救助を実にうまく組み合わせています。ストーリーは予告編などにある通り、エンジンをふっ飛ばしたジャンボが東京湾羽田沖合に着水し、ジャンボが海底に沈むわずか15分間に乗客乗員約350名を海上保安庁の特殊救難隊が救助します。機長の救助やラストの海上保安官の救助などは、いかにも映画的な出来過ぎの終わり方ですが、映画やドラマだけに許されるんだろうと思います。ジャンボの着水や救助シーンなどは、さすがに映画ならではのド迫力です。映像とともに効果音も含めて感情移入が大いにはかどります。あくまで映画の作り物だと分かっていても、ついつい手に汗握ってしまいます。ハッピーエンドで終わるハズで、全員無事に救助されるに決まっていると頭では理解していても、ハラハラドキドキする気持ちは抑えようがありません。私のような頭の回路が単純な人向けの映画なのかもしれません。
どうでもいいことながら、時任三郎演じる海上保安庁の救援課長は、私と同じ国家公務員の課長級なんだろうかとついつい考えてしまいました。自己中心的バイアスを持ちながら、私のオフィスのほうがフツーの国家公務員の勤務する役所だと自覚しつつ、いろんな部署で働く国家公務員がいることを改めて実感しました。
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