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2012年7月29日 (日)

下の子と夏休みの課題図書を買いに出かける

今日はおにいちゃんが朝早くからクラブの仲間と幕張メッセで開催されているワンダーフェスティバルに行ってしまいました。取り残された私と下の子は、昼食後、本を買いに山手線のターミナル駅まで出かけて、そのあたりでもっとも大きい書店を訪れました。夏休みの課題図書を買うためです。高校生のおにいちゃんとは2人で軽く話し合って、「三浦しをんの『舟を編む』がいいだろう」ということで即決しましたが、下の子が通う中学校は少し趣向が違って、「岩波文庫の緑帯の中から選ぶ」と指定されているらしいです。岩波文庫の緑帯ということですから、近現代の日本人作家の作品ということになります。明治時代の夏目漱石や森鴎外あたりから始まって、昭和の芥川龍之介くらいでしょうか。戦後の三島由紀夫は岩波文庫に収録されていないのは有名です。「左翼の岩波書店が右翼の三島を嫌っている」とまことしやかな噂を聞いたこともありますが、真偽は不明です。
「コレ」という作者や作品がピンポイントであれば、図書館で借りるなりブックオフなどの中古品を探すのも手でしたが、下の子の意識として「いっぱい並んでいる中から選びたい」という、極めて私と同じような傾向がありましたので、大きな書店を選んで出かけました。私もズラッといっぱい並んでいる中から選びたい方です。ですから、地方大学に勤務して大きな書店が限られ、ピンポイントで生協に学術書を注文するのは苦手でした。東京に戻って図書館をよく利用しているのは、収納場所に窮して止むに止まれずというのもありますが、経済書については「エコノミスト」、「東洋経済」、「ダイヤモンド」などの経済週刊誌の書評欄を参考に、文芸書については新聞の毎週日曜日の書評欄を参考に、それぞれチョイスしています。従って、出遅れると大きく待たされることになります。

三遊亭円朝作『怪談 牡丹燈籠』(岩波文庫)

結局、季節がらも考えて私が強くオススメしたのは上の画像の三遊亭円朝作『怪談 牡丹燈籠』です。文学作品と呼べるかどうか怪しいと感じたんですが、心優しくスポンサーの意向に忠実な下の子は、この『怪談 牡丹燈籠』と定番文学作品2冊と合わせて3冊を買い求めて帰宅しました。

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