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2012年10月15日 (月)

「スポーツマーケティング基礎調査」に見るスポーツ参加市場は3兆円近くに拡大!

やや旧聞に属する話題ですが、毎年この時期に実施されるマクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングによる「スポーツマーケティング基礎調査」が今年も10月11日に公表されています。スポーツ市場は拡大したようですので、図表を中心に簡単に見ておきたいと思います。まず、かなり長くなりますが、リポートから調査結果概要を引用すると以下の通りです。

【調査結果概要】
◆ スポーツ参加市場規模は約3.0兆円に増加。「観戦」「施設利用・会費」市場が増加に転じる。
◆ スタジアム観戦の支出額: 一回あたり7,818円、年間では25,769円に増加。
◆ 24.4%がスポーツ関連メディアへ支出。スポーツ関連メディア市場は約2,918億円に増加。
◆ 最も好きなスポーツは野球。よく観るスポーツでは、サッカーが野球を抜く。
◆ スポーツブランドでは、ナイキ、アディダスの海外ブランドが人気。
◆ 好きなスポーツ選手は9年連続でイチロー選手が1位。体操の内村選手が2位へ躍進。
◆ ロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した、なでしこジャパンのファンは4,074万人に増加。
 一方、サッカー日本代表チームのファンは4,418万人に減少。
 日本のプロ野球ファンは3,216万人に、Jリーグファンは1,245万人にともに減少。
◆ 東京でのオリンピック開催に賛成が6割。

次に、下のグラフは「スポーツの位置づけ」の質問に対する回答結果です。2012年の結果で見て上から順に、ピンクは「することにも見ることにも大きな関心はない」、青は「見ることの方が好き」、緑は「見ることの方が好き」、紺は「することも見ることも好き」となっています。

スポーツの位置付け

今年はオリンピックの年でした。ロンドン五輪ではかなり日本人選手はよくがんばって、獲得したメダルも多くて盛り上がったような気がしていたんですが、スポーツへの関心度合いはわずかながら減退しているとの結果です。しかし、表は引用しませんが、「スタジアム観戦費用」が前年から2ケタ増となり、スポーツ参加市場規模は昨年から拡大して2兆9,514億円と推計されています。また、たスポーツ関連メディア市場規模も2,918億円と前年から2ケタ増と推計されています。スポーツへの関心は低下したものの、市場規模は拡大しているわけです。「最も好きなスポーツ」、「よく観るスポーツ」、「スポーツブランド」、「好きなスポーツ選手」などは上に引用した【調査結果概要】の通りです。

日本のプロ野球、サッカー日本代表、なでしこジャパン、Jリーグチームのファン人口の推移

人気スポーツ、すなわち、日本のプロ野球、サッカー日本代表、なでしこジャパン、Jリーグチームのファン人口の推移は上のグラフの通りです。Jリーグとプロ野球は長期低落傾向にあり、サッカー日本代表も今年はなでしこジャパンに押され気味というところでしょうか。なお、プロ野球の球団ごとのファン人口も推計されており、ジャイアンツ788万人、タイガース572万人、ドラゴンズ351万人等となっています。

情報入手先の比較

最後に、上のグラフはスポーツ情報全般とロンドン・オリンピックの情報の入手先を比較しています。相変わらず、テレビが圧倒的なんですが、インターネットは新聞とほぼ互角の位置づけとなっています。特に、ロンドン・オリンピックの情報に関してはインターネットが高い比率を示しているのは興味深いところです。

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