映画「カラスの親指」を見に行く
今日はかなり前からの天気予報でも雨ということで室内競技を志向し、映画「カラスの親指」を見て来ました。原作は芥川賞作家の道尾秀介です。一応、かなり前ですが、私は原作を読んでいます。面白かったと記憶しています。詐欺師が主人公です。少し前の10月下旬の東京国際映画祭で阿部寛と石原さとみがグリーン・カーペットの上を歩いていたのは、この映画の出演者とスタッフだったハズです。でも、東京国際映画祭で私がもっとも注目したのは吉田修一原作の「横道世之介」だったりしました。来年2月に封切られますので、ぜひ見たいと考えています。
ということで、映画「カラスの親指」なんですが、原作のプロットが秀逸だけに、原作に忠実に映画化するしかないわけで、映画監督としては解釈の余地が少なかった可能性はあります。でも、原作を読んでいる私なんかの場合、登場人物のホントの相関関係を知っているだけに、場面場面での映画の作りがやや雑かもしれないと気になってしまいました。もちろん、キャスティングについては、能年玲奈と石原さとみの姉妹はとってもよかったですし、影の主役である村上ショージも抑えた演技で好感が持てました。ただし、主演男優の阿部寛は「テルマエロマエ」や東野圭吾原作の加賀恭一郎役などの方がピッタリ感があるような気もします。
やや評価は分かれますが、道尾秀介の原作を読んでいない方が映画として楽しめる可能性があるような気もします。

突然ながら、上のグラフは今年6月1日以降の私自身のボディ・マス指数 (BMI) の日々の推移をプロットしています。というのは、人類は恒温動物で温血のハズなんですが、私はどうしても夏の気温が高い期間は体重が減って、これからのように気温が低くなると皮下脂肪を溜め込んで体重が増えるサイクルがあります。私の周囲にもこういった年間の体重サイクルを持っている人が少なくありません。このところ、何とか肥満のひとつの目安である BMI=25 を下回っていますが、9月半ばくらいから基調として増加に転じたようにも見えなくもありません。特に、昨日はお酒を飲む機会があってスパイクしました。この先、苦手な忘年会シーズンが刻々と近づいており、BMI=25 以下をキープするため、今日は映画を見た後、近くの区営の室内プールで黙々と泳いで来ました。私のような太りやすい体質でこの年齢に達すると、体重管理だけでもひと苦労だったりします。私は入浴後に体重を測る習慣ですので、今夜の体重や BMI が気にかかるところです。
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