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2012年12月26日 (水)

今年のベストセラー小説は何だったのか?

今年の、というか、正確には2011年12月から2012年11月までのベストセラーが日販とトーハンから発表されています。いろいろなジャンルがあるんですが、小説を中心とする文芸の分野では、日販は「単行本フィクション」、トーハンは「単行本-文芸」のジャンルでは以下の本が今年のベストセラーとして上がっています。

 書名著者出版社
1舟を編む三浦しをん光文社
2謎解きはディナーのあとで (1,2)東川篤哉小学館
3ナミヤ雑貨店の奇蹟東野圭吾角川書店
4恋物語西尾維新講談社
5共喰い田中慎弥集英社
6虚像の道化師 ガリレオ7
禁断の魔術 ガリレオ8
東野圭吾文藝春秋
7神様のカルテ (3)夏川草介小学館
8ジェノサイド高野和明角川書店
9憑物語西尾維新講談社
10蜩ノ記葉室麟祥伝社

出典は日販のサイトですが、トーハンも同じようなものです。並びが少し違うだけで、この10冊がベストセラーである点はまったく一致しています。

三浦しをん『舟を編む』(光文社)

特に、文芸書だけでない「総合」のジャンルで上表の10冊のうちベストテンにランクインしているのは『舟を編む』だけで、日販・トーハンとも「総合」の5位にランキングされています。文芸書というか、小説の中では圧倒的な売行きだったということが出来ます。なお、上の10冊のうち、『舟を編む』、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、『ガリレオ』のシリーズ、『神さまのカルテ 3』、『ジェノサイド』の5冊の単行本は私も読みました。また、『共喰い』については単行本では読みませんでしたが、芥川賞を授賞された直後の「文芸春秋」で書評とともに読みました。このブログでも読書感想文の日記を明らかにしているハズです。ちなみに、とっぷの『舟を編む』については今年の4月14日に、3位の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』については同じく4月23日に、それぞれアップしています。怠け者の私にしてはがんばってよく読んだと自分を褒めておきたいところです。

来年は誰のどういった本が売れるんでしょうか?

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