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2013年4月 3日 (水)

「オフィスおやつの実態調査 2013」に見る人気のおやつやいかに?

先週の金曜日3月29日にネットリサーチ大手のネオマーケティングから「オフィスおやつの実態調査 2013」と題する調査結果が発表されています。実は似たような調査結果があり、昨年8月にも同じ会社がオフィスおやつに関して調査していて、私のこのブログでは昨年2012年8月23日付けのエントリーで紹介しています。半年余りしか経過していませんが、私の好きなテーマですので再び取り上げます。まず、調査結果の概要をリポートから引用すると以下の通りです。

◆「オフィスおやつに関する調査」 主な質問と主な回答
【1】 オフィスおやつはアイデアの源!? 約4割の人が効果を実感。
【2】 新入社員は「おやつ待遇」が低い? 入社年次が上るにつれて、おやつを食べやすくなる傾向。

ということで、まず、リポートから「ビジネスタイムの中でおやつを食べる頻度」に関する質問に対する回答の結果が以下のグラフの通りです。

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実は、前回の8月調査の際には「毎日食べる」がわずかに24.5%だったんですが、何と35.8%に跳ね上がっています。グラフは引用しませんでしたが、社会人1年目の新入社員の中ではこの毎日比率が40%を超えて40.6%を占めます。なお、「入社年次が上がるにつれて、仕事中に堂々とお菓子を食べられるようになりましたか。」という質問に対して、「はい」と答えた比率が67%に達しているんですが、実は、もともと若い人のほうがオフィスおやつを食べる頻度が高いのかもしれません。私もガムやキャンディを入れてよければ「毎日」組みです。

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次に、「オフィスでは、どのような種類のおやつを食べますか。」という質問に対する回答の結果をグラフにしたのが上の通りです。やはり、チョコレートが圧倒的な強さを誇っています。それから、上のグラフには入っていないんですが、私は特に春先のこの季節には柑橘系の果物を食べます。長崎に単身赴任していたころ、経済学部の事務長がみかん農家の次男だか、三男だかで、豊富に無料のみかんの供給がありましたし、そうでなくても近くのスーパーなどで東京に比べてとても割安な柑橘系の果物を売っていました。今でも、私は近くの100円コンビニで輸入オレンジを買ってオフィスに持って行ったりしています。なお、グラフは省略しますが、リポートではおやつを買うのはコンビニ、スーパー、ドラッグストアの順と報告されています。

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続けて、「おやつを食べるメリット」に関する質問への回答は上のグラフの通りです。リフレッシュ、リラックス、ストレス解消、効率アップなどが並んでいます。私の場合は、難しい仕事に直面すると、とたんにおやつの消費量が増えましたから、多分、ストレス解消の役割が大きいんだろうと想像しています。もっとも、リポートから引用はしませんが、「Q.仕事中におやつを食べたおかげで、ブレストや会議で、アイディアやひらめきがスムーズに生まれたことはありますか。」との質問に対して「はい」という回答は40%ほどで、残りはアイデアやひらめきは生まれなかったようです。

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「おやつの効果」というか、生理的な効能について、以下の3つの効果を上げて認知度を問うています。すなわち、【冷たいものを摂ると、脳をクールダウンできる】と【糖分を摂ると、脳へのエネルギー補給になり脳の神経細胞を活発に働かせることができる】と【噛みごたえのあるものを摂ると、「前頭前野」を刺激できる】の3点で、そのうちの認知度がもっとも高かった糖分摂取の効果の結果が上のグラフです。特に甘党の間だけでなく、スイーツや甘いおやつが脳に与える効果はオフィスの中ですでにかなり浸透しているのかもしれません。

繰返しになりますが、私は基本的に毎日オフィスでおやつを食べるグループに属しているような気がします。ですから、もとが大柄なせいもありますが、月曜日から金曜日に向けて平日5日で2キロくらい体重が増加することもあります。週末に自転車で走ったり、プールで泳いだりして、体重管理に努めています。

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