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2013年6月24日 (月)

帝国データバンクによる「アベノミクスに対する企業の意識調査」

そのうちに取り上げようと思いつつ忘れていたため、とても旧聞に属する話題になってしまいましたが、帝国データバンクから「アベノミクスに対する企業の意識調査」というオピニオン・ポールの結果が6月13日に公表されています。企業の42.3%がアベノミクスで国内景気を押し上げていると実感しているようです。まず、帝国データバンクのサイトから調査結果の概要を5点引用すると以下の通りです。

調査結果
  1. アベノミクスにより国内景気が押し上げられていると「感じている」企業は42.3%。一方、「感じていない」企業は34.3%あり、規模の小さい企業ほど景気浮揚効果を感じていない。
  2. 現時点で、アベノミクスから自社業績に「プラスの影響」を受けている企業は21.3%あるが、「マイナスの影響」も14.2%ある。中小企業や生活必需品の売り上げ拡大には至っていない。
  3. 期待する政策、約5割の企業が「財政の健全化」を期待、中長期的な財政再建の工程を明示する必要がある。また、デフレ・円高対策、雇用、エネルギーなど幅広い政策課題が挙がった。
  4. 成長戦略では、半数以上の企業が「環境・エネルギー」分野に期待。「介護・医療・健康」「農林水産業」「雇用関連」分野も3割前後が注目している。
  5. 現在、消費増税前の駆け込み需要が生じているのは全体の4.1%で、「建設」「不動産」が中心。

ということで、ほぼ終わりなんですが、続いて、今夜のエントリーでは、「アベノミクスに対する企業の意識調査」のリポートからいくつかテーブルを引用して簡単に済ませたいと思います。帰宅が遅くなった日はこんなもんです。悪しからず。

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まず、国内景気はアベノミクスにより押し上げられていると感じるかどうかについて質問した結果のテーブルは上の通りです。大企業の方が景気押上げ効果をより大きく感じているのは、アベノミクスのひとつの結果である円高是正の効果があるんだろうと受け止めています。それにしても、大企業で半数近く、中小企業でも4割の企業がアベノミクスに効果ありと認めていることになります。この割合が低いのか、高いのか、議論があるかもしれません。

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他方、上のテーブルはアベノミクスによる自社業績への影響について質問した結果です。上のプラスの影響と答えた企業の割合は、その前の景気押上げから半分くらいにドンと減ってしまいます。これは、法人企業景気予測調査なんぞにも見られるところで、「隣の芝生は青い」症候群ともいえ、自社はそれほどよくないが、世間は景気がいい、と見えてしまうマインドなんだろうと受け止めています。

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最後に、アベノミクスとの関係は薄いんですが、来年4月からの消費税率引上げに伴う駆け込み需要の有無に対する回答が上の通りです。当然ながら、完成まで時間がかかって単価も大きい建設や不動産ですでに駆込みが見られるようです。今後は卸売や小売で駆込み需要が今後出てくると予想されているのも当然だろうと思います。サービス業で現在も今後も駆込み需要が発生しないとする割合が高いのも分かる気がします。

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