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2013年7月22日 (月)

ホラーに関する調査結果

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七夕の7月7日の読書感想文のエントリーで何冊か角川ホラー文庫を取り上げましたが、夏場はホラー、というか、伝統的な呼び方に従えば、怪談が季節の風物詩と言えます。また、朝日新聞の記事などで見かけたんですが、鈴木光司『エッジ』がシャーリイ・ジャクスン賞を受賞しています。誠におめでとうございます。私は角川ホラー文庫で読んでいます。1990年代から瀬名秀明『パラサイト・イヴ』などの生物学ホラーはいくつかありましたが、『エッジ』は物理学ホラーです。突如として、人間が消失します。ご参考まで。

ということで、前置きが長くなりましたが、ネットリサートチ大手のネオマーケティングから先週7月18日に「ホラーに関する調査」結果が発表されています。まず、リポートから調査結果の概要を3点引用すると以下の通りです。

【調査概要】
【1】「幽霊の存在を信じる」 57.4%
【2】最も怖いホラー映画、22.6%が「リング」シーズと回答
【3】恐妻家だと思う有名人、第1位は「野々村真」36.2%

3番目の点は、私は全く興味がありませんし、ホラーとは関係が薄いと考えていますので、最初の2点についてグラフを引用して紹介したいと思います。まず、男女別で見た「あなたは幽霊の存在を信じますか」という問いに対する回答割合は以下の通りです。

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幽霊の存在について、私自身は、もちろん、「いいえ」で幽霊なんぞは信じないんですが、女性ではほぼ3人に2人が幽霊を信じていて、男性も信じると信じないはほぼ半々です。ですから、男女平均すれば半数を超える日本人が幽霊の存在を信じていることになります。特に、ホラーの伝統的な表現である「怪談」は幽霊の存在を引合いに出す場合が多いかもしれません。「四谷怪談」や「番町皿屋敷」などが典型的と言えましょう。他方、私なんかがよく読むモダン・ホラー、例えば、鈴木光司、スティーヴン・キング、ディーン・クーンツなどは、幽霊をはじめとする「あの世の存在」は出て来ないストーリーが多いような気がします。何か得体の知れない怖い存在は登場しますが、幽霊などのあの世の霊的なモノではないような気がします。

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最も怖いと思うホラー映画に関する問いに対する回答は上の通りです。私はホラー小説が中心で、映画やビデオといった映像は余り見ないのでよく分かりませんが、いくつかスプラッター映画が入っているような気がします。「リング」のシリーズ、すなわち、「リング」と「らせん」と「ループ」の3部作は読みましたが、映像では見ていません。同様に、「怨呪」のシリーズと「クロユリ団地」も角川ホラー文庫のノベライズされた小説は読みましたが、誠に残念ながら映画は見ていません。昨年、下の子と見に行った「バイオ・ハザード」のシリーズがおそらく私の最新ホラー映画鑑賞ではないかと思います。「バイオ・ハザード」以外でも海外映画が印象に残っており、スティーヴン・キング原作の「ミザリー」とか、古典的名作であるヒッチコックの「鳥」などを見た記憶が鮮明です。基本的に、私も下の子もスプラッター映画には興味ありません。

私は基本的にホラー小説や映画は決して嫌いではないものの、決して好きでもありません。なぜか、中学生の下の子がホラーのファンですので、一応、親としての責任を果たすべくチェックのために読んだり見たりしているのが多いような気もします。その意味で、こういった調査結果はとても参考になります。

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