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2013年9月29日 (日)

キース・ジャレット・トリオの新譜「サムホエア」を聞く

今週聞いたジャズは私の好きピアノ・トリオです。

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キース・ジャレット・トリオ「サムホエア」です。今さら言うまでもありませんが、キース・ジャレットがピアノ、ベースはゲイリー・ピーコック、ドラムスはジャック・デジョネットです。録音は2009年7月にスイスにてライブの収録です。アルバムの構成は以下の通りです。

  1. Deep Space/Solar
  2. Stars Fell on Alabama
  3. Between the Devil and the Deep Blue Sea
  4. Somewhere/Everywhere
  5. Tonight
  6. I Thought About You

アルバムのタイトルに取られている曲が4局目のバーンスタインの作になる曲なんですが、実は、私が高校生くらいですから35-40年くらい昔、今のキース・ジャレット・トリオが結成される前のアメリカン・クインテットからホーンを除いたトリオで「サムホエア・ビフォー」というアルバムが発売されています。セピア色のノスタルジックな写真をジャケットに貼っていて、私はこのLPを持っていました。1曲目がボブ・ディランの「マイ・バック・ペイジ」でした。大好きな曲で、今でもウォークマンに入っています。
実は、この2つのアルバムを混同していて、先週になって違うんだということをを知り、とても慌てて入手しました。録音が2009年ですから、とっても最新のアルバムというわけではありませんが、その前に私が入手したキース・ジャレットのアルバムは2011年の「リオ」でしたので、ライブを収録したトリオのアルバムということもあり、私からすれば是非とも聞くべきアルバムと言えます。音楽の完成度や仕上がりという点ではキース・ジャレット・トリオからすればやや抑制されている感じもして、標準的と言えるんでしょうが、私のようなジャズ・ファン、特に、ジャズ・ピアノを好きな人間は必ず聞いておくべきアルバムです。その意味でオススメです。

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