楽天リサーチのアンケートに見るハロウィンの楽しみ方やいかに?

10月に入って月末のハロウィンが気になり始めたところ、一昨日の10月2日、楽天リサーチから「コスプレとハロウィンに関する調査」が発表されています。我が家の子供達が幼稚園から小学校の低学年くらいまでは、いろいろとハロウィンのイベントに参加したりしましたので、懐かしく感じつつ簡単に紹介したいと思います。まず、楽天リサーチのサイトから調査結果概要を4点引用すると以下の通りです。
調査結果概要
- 子どもがいる方の40.5%が、コスプレや仮装の経験あり
- 子どもがいる方の約半数が、コスプレや仮装に興味あり
- これから親子で挑戦したい季節の行事は、「十五夜」、「ハロウィン」、「七夕」
- ハロウィンの楽しみ方は、1位「グルメ」、2位「テーマパーク」、3位「パーティー」
次に、アンケートの調査結果の紹介に入る前に、我が家のハロウィンについては、10年余り前、子供達が幼稚園くらいだったジャカルタ在住のころはアパートのイベントに参加していました。アパートといっても、A棟とB棟合わせて200世帯くらいが入っていて、日本人学校やインターナショナル・スクールに近いというのが売り物のアパートでしたから、そのうちの過半の120-30世帯くらいは日本人家族だったりしました。ハロウィンのイベントに参加する家はかぼちゃのワッペンが配布されるのでドアに貼り付け、子供達は仮装してアパート内のワッペンを貼った家を回って、"Trick or Treat?" と言いながらお菓子をせしめるという標準的なイベントでした。参加する家は子供達がお菓子をもらいに行く一方で、やってくる子供達に渡すお菓子を用意しますので、give and take のイベントでした。アパート内だけですから親も安心で、仲良しの子供達が集団でアパート内を駆け巡っていました。それにしても、イスラム教徒が80パーセントを占めるジャカルタで、かなり仏教徒が多いと見込まれる日本人が、キリスト教とは関係ないながら欧米系の年中行事であるハロウィンのイベントをやっていたんですから、かなり不思議な気がします。日本に戻って少しして青山に引っ越してからは、青山通り商店街のイベントに参加していました。AVEX ビルの前に仮装した子供達が集合して参加店舗の地図をもらい、"Trick or Treat?" と言いながらお菓子をせしめるのは同じなんですが、お店からお菓子をもらうだけのイベントでした。私は下の子に付いて回って、リーマン・ショックを経て、もらえるお菓子の量と質が大きく落ちたのを見て愕然とした記憶があります。

ということで、前置きが長くなりましたが、ようやく本題のアンケート結果に入って、まず、図表は引用しませんが、今までにコスプレや仮装をしたことがあるかとの問に対しては、過去に一度でも仮装をしたことがあるとの回答は、子供がいる方で40.5%、子供がいない方で29.2%と、11.3%ポイントの差が出ています。我が家も私自身は仮装したことはないものの、ジャカルタでも青山でも仮装はイベント参加条件のひとつでしたので、仮装の経験はあります。続いて、親子でいっしょに楽しんできた季節の行事とこれから親子で挑戦したい季節の行事に関する問の回答が上の表の通りです。ハロウィンはクリスマスやお正月あるいは節分などにはかなわないものの、こどもの日や七夕にかなり近い認知度を有していると言えます。

では、どのようにハロウィンを楽しむか、というハロウィンの楽しみ方に関する回答が上のグラフの通りです。見れば分かりますが、1位「グルメ」、2位「テーマパーク」、3位「パーティー」となっています。我が家がジャカルタや青山で楽しんでいたようなイベント、すなわち、子供達が "Trick or Treat?" と叫んで駆け回るようなイベントが、選択肢にすらないのは日本独特のアンケートだという気がします。
| 固定リンク
コメント