明治安田生命のアンケート調査結果から夫婦の関係やいかに?
やや旧聞に属する話題ですが、語呂合わせで11月22日は「いい夫婦の日」とされており、明治安田生命がこれにちなんで、「いい夫婦の日」に関するアンケート調査結果を11月20日に公表しています。目立った経済指標の発表もなく、ヒマネタで軽く紹介したいと思います。まず、リポートの最初のページから調査結果の概要を引用すると以下の通りです。
明治安田生命「いい夫婦の日」に関するアンケート調査結果
- 夫婦の関係: 夫婦円満の秘訣は「感謝」! メールやSNSも大事なコミュニケーション手段!
- 夫婦とお金: 愛があればお金はいらない!? 夫婦円満度とへそくり金額に深い関係あり!
- 理想の夫婦: 理想の夫婦「三浦友和・山口百恵」夫妻がV8達成!
アンケート調査結果では、夫婦関係が円満かどうかの問いに対して、「円満である」36.7%と「まあ円満である」47.0%を合わせて、80%超がまずまず円満と回答していますが、当然といえば当然です。その昔と違って、円満でなければ、さっさと離婚すればいいんですから、アンケート調査の時点で、というか、現時点で結婚している、あるいは、結婚を継続している夫婦はほとんどが円満なんだろうと考えるべきです。グラフを引用するまでもありません。
続いて、夫婦の愛情に関する設問で、リポートの p.4 生まれ変わっても、もう一度同じ相手と結婚したいと思いますか という問いに対する回答結果は上の通りです。男女でやや差が出ています。すなわち、「必ず」と「たぶん」を合わせて、「結婚する」と回答した比率が男性では過半に達している一方で、女性は40%に満たない少数派となっています。メンドウだというのもあるような気もしますが、男性で現在のパートナーに対する思込みが激しいのに対して、女性はドライに割り切っているようです。私自身について考えると、人間として完成しない年ごろ、すなわち、大学を卒業するくらいまでは同じ人生かもしれませんが、その後は、せっかく「生まれ変われる」んですから、就職や結婚などはまったく別の人生を試してみたいと常々考えています。ただし、これは現在の自分自身の人生に何らかの不満があるからではなく、単なる機会の問題です。職員食堂なんかでも、毎日同じざるそばを食べている同僚がいる一方で、私なんぞは日替わり定食を魅力的だと感じたりするわけです。
続いて、愛情からいきなり金銭に話題を飛ばして、リポートの p.14 おこづかい金額の推移 の結果は上のグラフの通りです。夫は3年連続で増加を続け、昨年から658円増加の35,347円、一方の妻は3年連続で減少を続け、今年度は昨年より▲1,780円の減少で20,495円でした。職業を持って外で働く比率に違いがありますので、こんなもんかもしれません。ただし、平日のランチ代は、弁当や自炊のゼロを別にして、夫が500円台が最多で25.6%を占めるのに対して、妻は1,000-1,500円が最多で35.5%に上ります。平均金額でも、夫が437円に対して、妻は778円と約1.8倍となっています。夫の毎日の昼食に対して、妻の方はたまのランチでちょっとした贅沢を楽しんでいるのかもしれません。なお、グラフは引用しませんが、最初の調査結果の概要の2点目にある通り、夫婦仲が円満かどうかでへそくりの金額が大きく異なります。すなわち、「円満」と回答した夫婦のへそくり金額が903,967円に過ぎないのに対して、「円満でない」と回答した夫婦は2,345,062円に上り、何と約2.6倍もの差があります。分かる気がします。
最後に、定番の質問で、リポートの p.17 理想の有名人夫婦 の結果は上のグラフの通りです。最初の調査結果の概要に引用した通り、三浦友和・山口百恵夫妻がV8だそうです。また、田中将大・里田まい夫妻が昨年の38位から大きく順位を引き上げて5位に食い込んでいます。今年は幅広い分野で楽天の年だったような気がします。
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