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2013年12月24日 (火)

パイロットのアンケートに見る年賀状事情やいかに?

11月1日に発売が開始された年賀状も、そろそろ準備が進んで私は本日投函しました。ネットやSNSの浸透もあるんでしょうが、年々、年賀状を出す枚数が減っているように思わないでもありません。ということで、やや旧聞に属する話題ですが、先週12月16日に万年筆などの筆記具メーカーであるパイロットから「ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査」の結果が公表されています。ごく簡単に、pdf の全文リポートから図表を引用しつつ取り上げたいと思います。まず、パイロットのサイトからアンケート集計概要を引用すると以下のとおりです。

アンケート集計概要
  1. 年賀状を出す人: 78.9%で過去最少を更新。
    ソーシャルメディアの潜在的支持率は、8割以上。
  2. 2014年は、"SNS年賀状元年"となるか。
    半数以上が利用予定の一方で、「SNS友達」への郵便年賀状は激減。
  3. 出す枚数の平均は、5枚増の54枚。もらう枚数は、43枚。
    この差の広がりが、年賀状へのモチベーションを低下させる?
  4. 上司への年賀状:「出したくない(けど出す)」から「住所がわからないから出せない(出さない)」に。個人情報保護時代のスタンス確立か?
  5. 「Just Married」、「二世が誕生!」・・・晴れやかなお正月を飾る写真年賀状が人気上昇中。
  6. 手書きコメントは年賀状のルール? 9割以上の人が「手書き箇所あり」。
  7. 「年賀状は必要」、3年連続80%超。日本のお正月を象徴する習慣。
    しかしながら、年始の挨拶でSNSの存在感、さらに高まる。

アンケート調査主体が筆記具メーカーですから、年賀状の手書きの部分がどうしたこうした、とかいう部分が必要以上に長ったらしく感じられ、さらに、いわゆるアンケート調査の典型的なバイアスのひとつである調査主体バイアスがかかって、筆記具メーカーに望ましい回答を引き出しているような気がしますので、そのあたりは大胆に無視を決め込んで、以下に私の興味ある部分を取り上げます。

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まず、上のグラフを見て分かる通り、年賀状を出す予定なのは約8割に上ります。とても微妙な数字なんですが、まだまだ風習として廃れていないと見るべきなのか、もうかなり低下したと受け取るべきなのか、何ともいえません。どこか、キリスト教国のクリスマス・カードと比べてみたい気がします。なお、出す・出さないの理由も複数回答で問うているんですが、出さない方で「ソーシャルメディア等で代用」が40.3%に上り、「相手の住所がわからない」が31.9%を占めます。私についていえば、昨年というか今年の年賀状まではビジネス上のお付合いのある同業者エコノミストなどにはオフィスに出していましたが、今年というか来年の年賀状からはヤメにしました。なお、クリスチャンかどうかは知りませんが、私の京都大学の同窓生でクリスマス・カードをくれて年賀状は出さない友人がいます。私の方からは年賀状しか出さないんですが、これも一案かもしれません。

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次に、新年の挨拶のSNSの利用状況は上の通りです。調査主体のパイロットでは、アンケート集計概要の第2点目で「2014年は、"SNS年賀状元年"となるか。」としていますが、この結果を見る限り、"SNS年賀状元年" は昨年2013年だったような気もします。なお、私についていえば、ブログに新年のご挨拶をアップする予定です。SNSに関しては、その昔の mixi や今の Facebook も、オフラインの顔見知りだけとつながっていたりしますが、年賀状を出す人も出さない人もいます。出さない理由は、やっぱり、「相手の住所がわからない」が多いような気がします。

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最後に、今回出す年賀状の平均枚数は、ここ何年かとともに上の通りです。サンプルが378ですから余りに誤差が大きそうで、昨年から増えたの減ったのと正面から論じる気にもなりませんが、まあ、こんなもんだろうという気もします。その昔は100枚単位で印刷していましたが、今では自宅のパソコンとプリンタでお手軽に出来上がります。この年賀状のアンケートも筆記具メーカーではなく、プリンターのメーカーが実施していれば、調査主体バイアスもあって違った結果が出たかもしれません。

今回から職場関係には年賀状を出さないと決めた私も、親戚と友人・知人を合わせて30枚の年賀状を用意してこの3連休に準備を進めたんですが、今年は大失敗があり、「2013年 元旦」とプリントアウトしてしまいました。別紙に同じメイリオのフォントで「2014年 元旦」を印刷して貼り直し、本日、20枚を超えて30枚には達しない平均的な枚数を投函し終えました。

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