桑原あいの新しいアルバム「THE SIXTH SENSE」を聞く
桑原あいの2枚めのアルバム「THE SIXTH SENSE」を聞きました。トリオ・プロジェクト第2弾です。まず、曲の構成は以下の通りです。
- PAPERS
- LOST "ABILITY"
- INTUITION -your sixth sense-
- CLOCKLIKE DROPS OF WATER
- AUGURY, WAVES, DIVE!
- ONE DAY AFTER PREDICTION DREAM
- BRAINWORK
- METHOD FOR...
- LABORATORY
アルバム名も、曲名も、ほぼ大文字で統一したのは、世紀の変わり目あたりに同じタイトル、すなわち、The Sixth Sense というホラー映画があったのを意識したのかもしれません。ブルース・ウィリスの主演だった記憶があります。
それはともかく、デビュー・アルバムの「from here to there」が上原ひろみをかなり意識して作られた気がしたのに対して、この2枚目はかなり物足りない印象です。これが桑原あいの個性だと言われればそれまでなんですが、ジャズのピアニストとしてはどうかという気もします。エレクトーン出身のピアニストにしてはタッチがクリアだったんですが、うまく表現できないものの、何だかモヤモヤした演奏に聞こえてしまいました。アルバムとしてのまとまりにも欠ける印象です。あまりオススメしません。
下は YouTube にアップされていたトレイラです。
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