ベネッセによる端午の節句に関するアンケート調査結果やいかに?
我が家には高校生の男の子が2人いますので、当然ながら、圧倒的に桃の節句よりも端午の節句に重点が置かれています。女房の気が向けば兜飾りの置き物が出たりするんですが、昨日4月30日に「『地味』は『質実剛健』のあらわれ?」と題してベネッセから端午の節句に関するアンケート調査結果が公表されています。ゴールデンウィーク後半の中心をなす「こどもの日」の端午の節句を前に、簡単にグラフとともに紹介しておきたいと思います。
まず、上のグラフは「ご家庭にひな人形・五月人形はありますか?という問いに対する回答結果です。我が家には男の子2人に対するそれぞれの五月人形があります。ただし、世間一般では五月人形よりもひな人形の方が普及率は高いという結果が示されています。実際の人口統計はともかく、確率的に子供の男女比が同じと仮定すれば、女子のひな人形の方がやっぱり華やかなのかもしれません。その分、端午の節句を休日にしてバランスを取っている可能性はあります。もっと単純に、年度末の忙しい時期に休日を増やすよりも、ゴールデンウィークの時期の休日が好まれただけ、ということなのかもしれません。
次に、上のグラフが「五月人形を飾るのは、どなたの役割ですか?」、下が「こいのぼりを飾るのは、どなたの役割ですか?」という問いに対する回答結果です。五月人形は母親が、こいのぼりは父親が、それぞれ飾る、という結果が示されています。そういえば、我が家では、こいのぼりは持っているのかもしれませんが、ここ10年ほど出したことはないように記憶しています。子供達が大雑把に幼稚園児だったジャカルタのころは毎年出していました。このアンケート調査結果と同じように、五月人形は女房が、こいのぼりは父親である私が、それぞれ出していました。でも、大雑把に小学生に上がった後の青山在住のころには出さなくなったと記憶しています。青山という上品な地区だったので、そういうものをベランダから外に出してはいけないという規則だったような気もします。よく覚えていません。
上のグラフは「端午の節句の特別な食事で食べるもの」に対する回答結果です。オヤツのたぐいになるかもしれませんが、かしわ餅やちまきが上げられています。我が家もそんなもんだという気がします。出世魚が持ち出されたのは記憶にありません。
桃の節句が公家の風習から一般化したのに比べて、端午の節句は武家の風習に起源を持っており、華美に走らず質実剛健、というのが当然とされています。もっとも、端午の節句を男女の区別なく「こどもの日」として祝い、童謡にある通り、「5月5日の背比べ」をしながら、子供の成長を確かめる日として過ごしたい、と私は考えています。
| 固定リンク
コメント