今週のジャズ鑑賞は西山瞳ピアノソロ「クロッシング」
今週のジャズ鑑賞のアルバムは西山瞳のピアノソロで「クロッシング」です。昨年2013年11月にリリースされています。何はさて置き、曲目構成は以下の通りです。
- Monochrome Flowers
- A.J. Crossing
- からたちの花
- Giraffe's Dance
- めぐり逢い
- That Day
- Il Tuo Amore
- 錦の館
- Paradigm Shift, Dimension Shift
- Le Vase de Sable
- Call
- 死んだ男の残したものは
- 月下に舞う
このピアニストの初めてのピアノソロによるアルバムです。日本人の女性ピアニストですから、当然比較の対象は上原ひろみや山中千尋になるべきなんですが、ちょっとジャズの傾向が違うので私のこのブログではパスします。キレイに弾こうとしているのはよく判りますが、流麗ではあっても迫力不足と言え、BGMでシャラシャラと流す音楽だという気がします。私がジャズに求めているピアノではありません。もっとも、世界ではジャズ・ピアノとして通用しなくても、こういったピアノを好きな日本人はいっぱいいると思います。このピアニストのホームページを拝見すると、昨年2013年にいくつかアルバムを出しているようで、実は、全部聞いたわけではないので断言するのは少し憚られますが、このピアニストのアルバムの中で、私が聞いたうちでは2006年のデビュー作「キュービウム」を超えるアルバムには残念ながらまだ接していません。
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