7月からスーパークールビズが始まり節電と再生可能エネルギーの活用について考える!
私のオフィスでは7月1日から9月末日までスーパクールビズがOKです。6月1日からすでに始めている環境省からは「環境省におけるクールビズの服装の可否」が示されていて、「ハーフパンツ」は☓なんですが、私の勤務する研究所では短めのズボンもチラホラ見かけてOKそうなので、私は今日は帰宅が遅くなる見込みだったこともあり、ボトムは7分丈のチノパンにしてみました。上はやや派手めのマドラスチェックのボタンダウン・シャツでした。それから、私が朝夕の通勤電車などで観察する範囲では、今年は昨年に比べて男女ともボトムが短くなっているように見受けられます。女性はスカート丈が去年より短そうに見えますし、男性の短めのズボンも昨年は7分から9分丈くらいだったような気がして、膝小僧は隠れていたように記憶していますが、今年は膝上丈のズボンもめずらしくありません。
ということで、今年も節電の季節が始まり、上のグラフは日本生協連が実施した「節電と再生可能エネルギーに関する消費者意識調査」の結果から引用しています。もちろん、pdf の全文リポートもアップされています。上から2番目の棒グラフは「電気料金が値上がりするとしても、再生可能エネルギーを利用したい」という問いに対する回答割合なんですが、同意率は50%を超えているものの、90%前後を示している他の問いへの回答と比べて格段に同意率が低くなっています。日本の場合、製造業の生産プロセスやサービス業などのオフィスにせよ、運輸サービスにせよ、一般家庭にせよ、世界的に見てかなり省エネルギーや省電力が進んでいますから、さらに一段のエネルギーの節約を進めようとすれば、あるいは、再生可能エネルギーの活用を進めようとすれば、コストが上昇する可能性が十分あります。節電でコストダウン出来るのであれば同意するものの、節電でコストアップする場合にどのような対応が可能か、生協というそれなりに節電などの意識が高い組織のアンケートに対する回答率で、ようやくコストアップも受け入れるとの回答が過半数を超えた段階であり、全国民的に再生可能エネルギーの活用によるコストアップ・負担増が受け入れられるかどうか、今後とも私は大いに注目しています。
注目の米国雇用時計が公表されているのは認識しているんですが、日を改めて取り上げることとし、今夜も帰宅が遅くなったので簡単に済ませておきます。
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