今週のジャズはキース・ジャレットのソロ・ピアノ「ヨーロピアン・コンサート (完全版)」
キース・ジャレットのソロ・ピアノものです。ただし、最新の録音ではなく、1981年です。タイトルは Concerts: Bregenz/München といい、CD3枚で構成されています。日本語タイトルは「ヨーロピアン・コンサート (完全版)」といいます。なお、wikipedia のサイトに従えば、「ソロ・コンサート」から始まるキース・ジャレットのソロ・ピアノのシリーズは以下の通りです。
- Solo Concerts: Bremen and Lausanne (1973, ECM, ライブ)
- The Köln Concert (1975, ECM, ライブ)
- Staircase (1976, ECM)
- Sun Bear Concerts (1976, ECM, ライブ)
- Invocations/The Moth and the Flame (1979/1980, ECM)
- Concerts: Bregenz and München (1981, ECM, ライブ)
- Book of Ways (1986, ECM)
- Spirits 1 & 2 (1985, ECM)
- Dark Intervals (1988, ECM, ライブ)
- Paris Concert (1988, ECM, ライブ)
- Vienna Concert (1991, ECM, ライブ)
- La Scala (1995, ECM, ライブ)
- The Melody at Night, with You* (1998, ECM)
- Radiance (2002, ECM, ライブ)
- The Carnegie Hall Concert (2005, ECM, ライブ)
- Testament (2008, ECM, ライブ)
- Rio (2011, ECM, ライブ)
ただし、アスタリスクを付した The Melody at Night, with You だけは、いわゆるソロ・コンサートのシリーズではありません。というか、元メロディがあります。「ヨーロピアン・コンサート (完全版)」は1981年の音源ですから、このブログの2011年11月6日付けのエントリーで、キース・ジャレットの「リオ」を取り上げていますが、現時点でもこの「リオ」が発売されている限りの最新音源のCDです。しかし、今年2014年の日本のゴールデンウィークには渋谷の Bunkamura オーチャードホールでキース・ジャレットのソロ・コンサートがありましたので、私は聞きに行っていませんし、録音されているかどうかも知りませんが、「サンベア・コンサート」などとともに我が国内録音のアルバムが出される可能性はあります。一般に、このシリーズの中では、「ケルン・コンサート」の出来が一番とされているんですが、このアルバム「ヨーロピアン・コンサート (完全版)」の完成度もかなり高いと受け止めています。この3枚が聞きこなせたら、次は「サンベア・コンサート」に進むのかもしれません。
| 固定リンク
コメント