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2014年12月 3日 (水)

来春の年賀状事情やいかに?

やや旧聞に属する話題かもしれませんが、11月26日に「ライフメディア」の自主アンケート・調査結果レポートサイトであるリサーチバンクから「年賀状に関する調査」の結果が発表されています。2015年の年賀状(はがき)を出す予定があるか質問したところ、56%が「出す予定」と回答しており、枚数については「10-30通未満」が35%を占めて、もっとも多い結果になっています。各年代の男女に100人ずつを割り当てていて、サンプルの偏りが極めていい加減なんですが、それはともかく、今夜のエントリーではリサーチバンクのサイトからグラフを引用しつつ、今年の、なのか、来年の、なのか分かりかねますが、はがきの年賀状に関する事情について簡単に取りまとめておきたいと思います。

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まず、上のグラフははがきの年賀状を出すかどうかに関する質問の回答結果です。見れば分かりますが、男女別かつ年代別に集計されています。全体で過半の56%の回答者がはがきの年賀状を出すと回答していますが、大雑把に、男性よりも女性の方が、また、若い世代よりも年輩の世代の方がはがきの年賀状を出す割合が高くなっています。若い世代などでははがきでなく、オンラインの年賀のご挨拶を利用する割合も高いんではないかと想像しています。

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次に、何通の年賀状を出す予定かに関する質問の回答結果です。全体で見て、20%弱が10通未満、35%ほどが10-30通未満、20%余りが30-50通未満となっており、8%ほどの人は100通以上の年賀状を出す結果となっています。世代から見て、100通以上出すのは50代に多いんですが、私も50代ながら30通程度ではないかと想像しています。

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次に、誰に年賀状を出す予定かに関する質問の回答結果です。大雑把に見て、「友人」、「親戚」、「親・兄弟」、「上司・同僚・先輩」、「恩人・恩師」の順でしょうか。職場によってもカルチャーが違うんでしょうが、基本的に、私が勤務する役所では昔と違って名簿も作成しないので自宅住所も知らないですし、オフィス仲間での年賀状のやり取りはないものと心得ています。

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最後に、年賀状のデザインに関する質問の回答結果です。その昔のように、「写真店や印刷店に依頼」はかなり減って、オリジナルデザインにせよ、デザインキットを使うにせよ、「PCで作成」という回答が多くを占めています。コンビニなどで販売されている「印刷されたものを購入」というのも魅力的な気がします。

グラフを引用した質問のほかにも、「手書きメッセージを入れるかどうか」、「いつ出す予定か」などの常識的な質問とともに、ここ何年か話題になっている「FacebookやLINEなどSNSを利用した年賀状(はがき)を出すサービスの利用状況」に関する質問も設定されています。60代男女では、そもそも、こういったサービスを「知らない」と回答した人が80%を超えていたりします。

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