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2015年3月31日 (火)

部活・サークルとバイトについてのアンケート結果やいかに?

本日は厚生労働省から2月の毎月勤労統計の結果が公表される予定だったんですが、なぜか延期されてしまいました。日経新聞の報道では「数字に不確かな部分が見つかり、点検に時間を要する」とされています。ということで、突然ながら、アルバイト情報誌「an」を発行しているインテリジェンスから発表されている「1000人のanバイト白書」vo.25から「バイトx部活・サークル」の調査結果を図表を引用しつつ簡単に紹介したいと思います。なお、私は今年大学に進学すっる上の倅になぞらえて見ていますが、調査主体から理解される通り、アンケート対象者はすべてバイトをやっている人、もっとも、大学生とは限らない、と理解しています。念のため。

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上のグラフは部活もしくはサークルに入っているかどうかを問うた設問の回答結果です。ザッと見て半々で、部活・サークルに参加している人と参加していない人に分かれています。なお、参加している部活・サークルの活動内容については、体育会系・アウトドア系と文化系がこれまたほぼ半々となっています。

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上のグラフは2つの棒グラフをあわせてあるんですが、部活・サークルとバイトの頻度を問うた結果です。上の縦棒グラフが部活・サークルの活動頻度、下の横棒グラフがバイトの頻度です。いずれもヒストグラムで表示されていますが、最初に調査対象者がすべてバイトしている人と理解している旨を書きましたが、頻度でもややバイトの方にウェイトが置かれた結果となっています。

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最後に、部活・サークルをやっていない理由の回答結果が上のグラフの通りです。「勉強に専念」との回答社もバイトはやっているような気がするんですが、矛盾はないんでしょうか。
なお、グラフなどの引用は省略しましたが、興味ある問いとして「伝統バイト」に関する質問がありました。単に「伝統バイト」と聞けば、私のような京都出身者は葵祭とか時代祭で昔の扮装をして行列するアルバイトを思い出すんですが、ここでは違って、クラブやサークルなどで代々伝わっているアルバイトを指しているようで、関連性の高いものとしてはテニス部やサッカー部で試合の審判をするバイトとか、関連の薄いものではバトミントン部で百貨店の鮮魚売り場などが上げられていました。都市伝説的な伝統として、ある中華料理店でバイトすると留年する、といった例も見かけました。ありそうな気もします。

来月から上の倅が大学に進学し、アルバイトの機会もあるかもしれません。少し前もって、アルバイトやサークル活動などの関係について、調査対象は大学生とは限らないながらも、倅の学生生活を垣間見た気がします。

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