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2015年4月 2日 (木)

活動開始が繰り下がった「2015年 就職活動に関する調査」の結果やいかに?

先週金曜日3月27日にネット調査大手のマクロミルから「2015年 就職活動に関する調査」の結果が公表されています。大学生の就活開始時期が従来の12月から3月に繰り下げられ、2016年卒業生から、すなわち、今年から適用されています。就活事情や学生の見方にどのような変化があったのか、なかなか興味深いところです。男女150人ずつの300人という小さなサンプルで、ネット調査というバイアスはあるものの、図表を引用しつつ簡単に見ておきたいと思います。まず、マクロミルのサイトからトピックスを3点引用すると以下の通りです。

トピックス
  • 就活生の2人に1人が解禁前に就活スタート、すでに5%が内定を獲得
  • 就活の3ヶ月繰り下げ解禁で53%が混乱
    その理由は「スケジュール感がつかめない」「学業との両立が難しい」「企業の足並みが揃っていない」
  • 就活生のホンネ 企業に本当は聞きたいけど聞けないこと
    1位「将来的な給与」53%、2位「休暇のとりやすさ」49%、3位「残業時間」35%

箇条書きで簡潔に取りまとめられたトピックスです。ということで、まず、下のグラフは今年から3か月繰り下げられた就活の開始時期に関する質問への回答です。

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繰返しになりますが、2016年の卒業予定者から、就活の解禁時期が従来の12月から3月に繰り下げになりました。調査では就活スタートのタイミングを問うたところ、上の円グラフの通り、「解禁前」に始めた比率は46%、「3月1日の解禁後」に始めた(始める)は36%、「4月以降」に始めるは18%でした。また、グラフには示されていませんが、調査が実施された3月中旬時点ですでに「内定が出ている」と回答した人が5%いたようです。

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上のグラフのうちの上のパネルの棒グラフは、企業を選ぶ際に、その企業について知りたい情報を尋ねた結果です。複数回答となっています。「社風・雰囲気」が最多で64%、次いで「将来的な給与」58%、「職場の環境」55%、「具体的な業務内容」45%となっています。もっともな気がします。ただし、下のパネルに示されているように、説明会や面接などの場で本当は聞きたいけど聞けない企業の情報もあります。「将来的な給与」が最多で53%、次いで「休暇のとりやすさ」が49%、「平均的な残業時間」が35%と続きます。その場の雰囲気もあるんでしょうが、待遇に関する質問はしにくいような印象なのかもしれません。

最後に、グラフの引用はしませんが、就活におけるSNSの活用に関する質問もあり、pdfの全文リポートに結果が示されています。すなわち、過半数の57%がSNSを「活用していない」との回答で、最も活用されているのはTwitterで31%、次いでFacebookが27%、LINEも26%という結果でした。そうなのかもしれません。一応、「経済評論の日記」に分類しておきます。

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