映画「日本のいちばん長い日」を見に行く!
この夏休みは映画を見ることとし、昨日は「ジュラシック・ワールド」、今日は「日本のいちばん長い日」を見に行きました。本来の原作は大宅壮一[編]であり、その昔の1967年に岡本喜八監督作品として映画化されています。私が今日見たのは大宅壮一[編]の中でもっとも中心をなす半藤一利の『日本のいちばん長い日 決定版』を原作に映画化されており、原田眞人監督作品です。原作は基本的に同じと考えてよさそうですが、ポツダム宣言の受諾に関する内閣での議論や玉音放送として放送すべく録音された終戦の詔勅の録音盤をめぐる陸軍内部のクーデタもどきの動向について克明に跡付けています。それにしても、今から思えば、ということなんでしょうが、陸軍においては中国大陸にまだかなりの勢力が残っていたとはいえ、戦争についての情勢判断がアノ程度であったとは、極めて驚くべき低水準の情報収集及び分析能力といわざるを得ません。
日曜日にもう一本邦画を見る予定です。
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