週末ジャズはもう1枚キース・ジャレットのソロ・ピアノを聞く!
昨日に続いてジャズのアルバムで、キース・ジャレットの「クリエイション」です。記憶が不正確ですが、今春、2015年4月か5月ころにリリースされており、いわゆるソロ・コンサートのタイプの演奏です。曲目はパートIからIXまであり、9曲構成ですが、それぞれに重複はあるものの録音場所と、当然、日時が異なります。一応、以下の通りご紹介しておきます。
- パート I (2014年6月25日トロント、ロイ・トムソン・ホール)
- パート II (2014年5月9日東京、紀尾井ホール)
- パート III (2014年7月4日パリ、サル・プレイエル)
- パート IV (2014年7月11日ローマ、オーディトリアム・パルコ・デッラ・ムジカ)
- パート V (2014年5月9日東京、紀尾井ホール)
- パート VI (2014年5月6日東京、Bunkamuraオーチャードホール)
- パート VII (2014年7月11日ローマ、オーディトリアム・パルコ・デッラ・ムジカ)
- パート VIII (2014年7月11日ローマ、オーディトリアム・パルコ・デッラ・ムジカ)
- パート IX (2014年4月30日東京、Bunkamuraオーチャードホール)
何と、キース・ジャレットは今年70歳だそうで、このアルバムはその記念なんだそうです。さすがに年齢的な衰えもあるのかもしれませんが、いわゆるソロ・コンサートはここ数年では、2010年が3回、2011年が7回、2012年が8回、2013年が2回と決して多くはなかったところ、昨年2014年は本アルバムも視野に入れて10回となっています。キース・ジャレットのソロ・コンサートもののアルバムの場合、1枚か2枚かにもよりますが、かなり長い曲が入っていたり、いろいろな曲が収録されている場合が多いんですが、本アルバムは曲調やテンポが余り変わらないのが大きな特徴ではないかと思います。ゆったりとしたテンポでメロディアスに弾き通しています。トリオのアルバムですが、「ザ・メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー」と同じ曲調を想像すれば分かりやすそうな気がします。なお、どうでもいいことながら、コンサートのライブ音源ながら、まったく観客の拍手が入っていません。
下の動画、というか、ほとんど静止画なんですが、Universal Music が YouTubeにアップしています。
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