博報堂「各種行事に対するアジア人の意識/行動調査」やいかに?
やや旧聞に属する話題かもしれませんが、去る10月15日に博報堂から東京+アセアン5都市の生活行動比較調査を Vol.2 として、「各種行事に対するアジア人の意識/行動調査」の結果が公表されています。どうでもいいことかもしれませんが、Vol.1は「行列にならぶアジア人の意識/行動調査」として9月17日に公表されています。それはともかく、「各種行事に対するアジア人の意識/行動調査」の方の【調査結果のポイント】を博報堂のサイトから3点引用すると以下の通りです。
【調査結果のポイント】
- 日本人は欧米由来の行事イベントの参加率がアセアン5都市を上回る。
「クリスマス(68.2%)」「ハロウィン(14.8%)」- 日本人の欧米由来の行事イベント参加は、女性(特に20代)が牽引。
特にハロウィンは、20代女性の約4割が参加。- 日本人は「家族での集まり」よりも「ケーキやお菓子」「ギフト」といった物質的行動が優先される。一方、アセアンは、「家族」優先。
1週間ほど先にハロウィンを控えて、今夜のエントリーは週末前の軽い話題として、博報堂のリポートから図表を引用しつつ簡単に紹介しておきたいと思います。
まず、上のテーブルは博報堂のリポートから Q. この1年間で家族や友人などとお祝いした、または参加した行事はありますか? の回答結果を引用しています。クリスマスで50%を超えているのは日本だけで、また、比率がグッと下がりますが、ハロウィンも日本がトップを示しています。新年はどこともに高い比率となっており、日本でも2/3に上っていますが、もっと高い比率の国も少なくなく、また、母の日、父の日、子どもの日といった家族の行事についてはシンガポール、マレーシア、タイといった国々が高くなっています。バレンタインは大きな差は見られないものの、日本がもっとも高い参加比率を示しています。ということで、このリポートでは「日本人は欧米由来の行事イベントの参加率がアセアン5都市を上回る」と取りまとめています。
次に、上の棒グラフは博報堂のリポートから 日本の性年代別のハロウィン参加率 の回答結果を引用しています。このブログでは省略していますが、日本のクリスマス参加率の同様のブラフもあり、リポートでは「日本人の欧米由来の行事参加は、女性(特に20代)が牽引」と取りまとめています。上のハロウィンは明らかですし、わが家も子供が小さいうちは青山通り商店街のハロウィン・イベントに参加していましたが、小さい子供がアンケートの対象に入れば、ずいぶんと印象は違ってくると思います。また、図表の引用は省略しますが、最初に引用した【調査結果のポイント】にあるように、日本人は「家族での集まり」よりも「ケーキやお菓子」「ギフト」といった物質的行動が優先される一方で、アジア各国では「家族」優先という見方ができるのかもしれません。

ということで、
Happy Halloween!
| 固定リンク
コメント