映画「007 スペクター」を見に行く!
昨日から冬休みに入り、超久し振りに007シリーズの最新作映画「007 スペクター」を見に行きました。この年末年始休みの映画は、どうも邦画に適当なものがない気がして、この「007 スペクター」とトム・ハンクス主演でアカデミー賞の呼び声も高い「ブリッジ・オブ・スパイ」と決めたのはよかったんですが、「ブリッジ・オブ・スパイ」の方はよく確かめると1月8日封切りだそうで、冬休みに見る映画はこの「007 スペクター」だけになる予定です。
相変わらずド派手なアクション映画です。メキシコ・シティでは街中の建物を1ブロック崩壊させ、ローマでは息詰まるようなカーチェイスを川べりまで使って展開し、サハラ砂漠に乗り込んで悪の組織「スペクター」を壊滅させます。「スペクター」は私の見るところ、エシュロンをイメージしているような気がします。違うかもしれません。たぶん、本物のスパイはこういった破壊活動ではなく、ル・カレの小説にあるような地道な情報収集活動に勤しんでいるんだとうと思うんですが、小説と違って映画ではこういうド派手なアクションは決して私も嫌いではありません。というよりも、カッコいいとすら思ってしまいます。ダニエル・クレイグの007ジェームズ・ボンドもすっかり板につき、私のような年代ではどうしてもショーン・コネリーのイメージが強いんですが、ショーン・コネリー以外ではダニエル・クレイグはもっとも007のイメージが似合っているような気がします。クレイグもこの映画で007役は最後とウワサされていますし、今回の映画では、マネーペニーだけでなく新しいMと007とのコラボも見ものです。また、特殊装備担当のQはその昔は人物名ではなくセクション名のQ課だったような気がするんですが、少し前から人物になっています。最後に、私はテレビでサワリだけしか見ていませんが、前作の「007 スカイフォール」を見ておけば、この最新作がもっと楽しめること請け合いです。
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