週末ジャズは fox capture plan, BUTTERFLY を聞く!
もう明日からご用始めなものですから、正月3日とはいえほとんど通常の日曜日と同じで、今日は音楽鑑賞のブログです。ということで、fox capture plan の第4作目の最新アルバム BUTTERFLY を取り上げます。収録曲は以下の通りです。
- the beginning of ....
- the last story of the myth
- Butterfly Effect
- 混沌と創造の幾何学
- ...with wind
- inchoate
- Plug in Baby
- Kaleidoscope
- In the darkness
- Christmas comes to our place
- Supersonic
前の COVERMIND にその前触れを感じたファンもいたかもしれませんが、本作から大きく方向性が変わったというか、実験的な取り組みが始まったのかもしれません。あるいは、進化しているといべきか、要するに、今までのオリジナル曲中心のフル・アルバムでは、かなりシンプルなループの曲が少なくなく、思わず無意識に口から出るような中毒性を持つオリジナル曲中心のアルバムだったんですが、直前の COVERMIND は、もちろん、オリジナル曲はありませんから、その意味でループ曲は収録されておらず、この最新アルバム BUTTERFLY では、何と、最初の4曲にストリングズが入っています。5曲めからは従来のループ曲が見受けられるんですが、ストリングズにはびっくりぽんです。どうでもいいことながら、ストリングズは下の動画を見る限り、女性中心みたいで、思わず、高嶋ちさ子の12人のバイオリニストを思い出してしまいました。ピアノもフツーにグランド・ピアノだったりします。でも途中から、というか、アルバムの後半は従来と同じループもあるオリジナル曲という気もします。従来のアルバムとの連続性を考慮した激変緩和措置なのか、バイオリニストを雇うご予算の制約なのか、私には判りかねます。ある意味で、それなりの覚悟を持って聞くことが必要かもしれません。従来のこのグループの曲調からすれば、11曲めのSupersonicが聞かせどころなんでしょうが、ストリングスの入った新しいイメージとしては3曲めのButterfly Effectが注目のような気がします。
下の動画は3曲めのButterfly Effectです。
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