週末ジャズは宮川純の The Way を聞く!
今週の週末ジャズは、ピアニストの宮川純の The Way を聞きました。基本は、荻原亮のギターを含めたカルテットの構成なんですが、1-2曲目にトランペッター黒田卓也が参加しています。サイドは坂崎拓也のベースと石若駿のドラムスがサポートしています。2009年に21歳でデビュー・アルバム Some Day My Prince Will Come をリリースしてから、3枚目のアルバムになります。まず、曲目構成は以下の通りです。
- Introduction
- The Way
- JB's Poem
- Pulse
- The Water Is Wide
- Automata
- Glossy
- The Gold Bug
- Just a Moment
最初に、宮川純をピアニストと書きましたが、このアルバムではキーボードも弾いています。このアルバムは基本的に宮川のレギュラー・コンボと考えてよさそうで、ブルーノート契約アーティストである黒田卓也をゲストに迎える形を取っています。ライナー・ノートでは、おそらく宮川自身が各曲の紹介を書いていて、ほとんどがオリジナル曲のようです。ただ、5曲目は有名なスコットランド民謡であり、少し前のNHK連続テレビ小説『マッサン』でもフィーチャーされたところです。演奏については若手のピアニストの平均的なパフォーマンスと受け止めています。リリース元の T5Jazz Records のサイトには、「宮川純のもつ抜群のセンス、テクニック、作編曲能力」などの美辞麗句が並んでいますが、まあ、宣伝文句といえます。私はまだウォークマンに入れていません。ただ、ドラムスの石若駿のサポートはかなりしっかりしている印象があります。今後に期待します。
下の動画は、アルバムのリリース元がYouTubeにアップしたアルバムのタイトル曲です。
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