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2016年9月 9日 (金)

ドコモ・ヘルスケアによる睡眠に関するデータ分析結果やいかに?

やや旧聞に属する話題かもしれませんが、8月30日にドコモ・ヘルスケアからリストバンド型活動量計「ムーヴバンド3」の利用者を対象にした睡眠に関するデータの調査分析をした結果が明らかにされています。こういったウェアラブル・センサーのような機器から得られたデータの分析結果が広く明らかにされるのは、私にはとてもめずらしく感じられ、簡単にグラフを引用しつつ取り上げておきたいと思います。まず、ドコモ・ヘルスケアのサイトから調査結果サマリー2点引用すると以下の通りです。

調査結果サマリー
  • 最も熟睡できているのは10代女性、最も熟睡できていないのは40代男性!
  • 睡眠時間が短くても熟睡できることが判明! 最も熟睡できているのは、最も睡眠時間が短い木曜日

ということで、次に、ドコモ・ヘルスケアのサイトからグラフを3枚、一挙に引用すると以下の通りです。上から順に、性別・年代ごとの平均熟睡時間、性別・年代ごとの平均睡眠時間、曜日ごとの平均熟睡時間と平均睡眠時間 となっています。

photo

調査結果サマリーにもありましたが、もっとも熟睡できているのは10代女性であり、逆に、もっとも熟睡できていないのは40代を中心とする30代から50代くらいまでの、いわゆる働き盛りの男性だったりします。しかも、40-50代の男性はそもそも睡眠時間がとても短かったりしています。曜日別では、土曜日に「寝だめ」をするがごとくに、日曜日の昼ころまで寝坊するのは判る気がします。でも、私なんかから見て、睡眠時間と熟睡時間が必ずしも相関していないのは不思議なんですが、ドコモ・ヘルスケアでは、例えば木曜日に睡眠時間が短いにもかかわらず熟睡時間が長い点については、「平日に累積した熟睡時間の不足を補うため、睡眠の質を上げて一日の中で熟睡時間を長くすることで不足分を補おうとする体の反応によるものと推測」される、と解説しています。夜間におけるウェアラブル・センサーの何らかの不具合という可能性はまったく考慮されていないようです。
私自身は7時間睡眠が適当と考えており、可能な限り、真夜中に寝て朝の7時に起きる、という睡眠を理想としています。ウェアラブル・センサーを持っていないので、熟睡については私のデータはありませんが、かなりしっかりと寝ているという自覚はあります。朝まで目覚めることはほとんどありません。特に、テレビのナイター中継のコマーシャルなどで、60代男性は夜間に何度もトイレに起きるらしいので、そを防止するサプリメントなどの広告を見かけるんですが、私はかなり60歳に近づいているものの、夜間にトイレに立つことはまったくなく、しっかりと寝ている気がします。

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