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2017年10月 5日 (木)

東京商工リサーチ「東京都23区『社長の住む区』調査」の結果やいかに?

昨夜に続いて、とても旧聞に属する話題のような気がしますが、9月8日付けで東京商工リサーチから「東京都23区『社長の住む区』調査」の結果が明らかにされています。人数ベースでもっとも社長がたくさん住んでいるのは世田谷区で、住民との人口比ベースで社長割合がもっとも高いのは港区、などの結果が示されています。東京商工リサーチのサイトから、いくつか図表を引用しつつ簡単に取り上げておきたいと思います。

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まず、上の表は、東京商工リサーチのサイトから引用しています。東京都23区の区別社長人数を取って、人数の多い順でソートしてあります。一目瞭然の結果で、社長が最も多く住む街は世田谷区であり、3万8,771人の社長が住んでいます。そもそも、世田谷区は人口が23区の中でもっとも多い上に、それなりの高級住宅街などもあり、当然という気もします。東京23区内に居住する社長は全部で35万5,175人に上りますが、その10人に1人に相当する10.9%が世田谷区に住んでいることになります。ただ、区内人口に対する社長の比率、すなわち、人口比では港区がもっとも高く9.9%に上ります。つまり、港区では子供も含めて老若男女の住民の10人に1人が社長さん、ということになるわけです。それはそれでスゴいような気がします。

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続いて、上のグラフは、東京商工リサーチのサイトから引用しています。エリア別で職住一致の社長の住む区 (同一区内企業経営)を見ています。なお、エリアではなく、区のベースで、経営する企業の本社と社長の住む区が同一の「職住一致」数では、世田谷区の1万8,912人が最多となっている一方で、「職住一致」の比率は台東区が71.2%とトップとなっています。エリア別の構成比は、上のグラフの通り、城東エリア63.8%、都心・副都心61.8%、城北エリア59.3%、城南エリア57.5%、城西エリア51.2%の順となっています。住宅地を多く抱える城南エリアと城西エリアは居住と仕事の分離傾向が見られるようです。

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