年末年始の読書の予定を修正する!
昨日のご用納めの後、今日から年末年始休みに入りますが、何かのついでに、この年末年始は江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを読みたいと書いた記憶があります。でも、ポプラ社のサイトから引用した上の画像に見られる通り、何と、26冊もありますので、ボチボチ11月くらいから読み始めていたところ、少し前に読み終わってしまいました。何といっても、面白いです。小学生くらいのころに読んだ記憶がかすかに残っているものもあり、しかも、200~300ページ位の文庫本ながら、まあ、私くらいの読書家なら1時間足らずで読み上げてしまいます。週末の土日に別の読書をしながらも、この少年探偵団のシリーズを4~5冊読んだ時もあり、年末年始休みに入る前に読み切ってしまいました。
なんとも計画的、というか、計画性がない、というか、でした。仕方がないので、この年末年始休みには、京都大学ミス研の綾辻行人や法月綸太郎などと同じカテゴリである新本格派の二階堂黎人作品のうち、二階堂蘭子が活躍する超長編の『人狼城の恐怖』を読むべく、近隣の図書館から手配しました。一部には、ギネス級の世界で最も長い推理小説とみなされている作品です。4部4分冊から成り、それぞれが文庫本ながら500ページを大きく超える超大作で、文庫本ベースで2500ページを大きく超えます。私は、二階堂蘭子シリーズのうち、この『人狼城の恐怖』の前の長編の4冊、すなわち、『地獄の奇術師』、第1回鮎川哲也賞受賞作品『吸血の家』、『聖アウスラ修道院の惨劇』、『悪霊の館』まではすでに読んでいます。たぶん、1日1冊か場合によっては1日2冊のペースで考えていますので、明日か明後日くらいから読み始めたいと予定しています。
どうでもいいことながら、ポプラ文庫の少年探偵団シリーズには懐かしくも挿絵がいっぱい入っているんですが、1巻目から始まって大部分は SHIGERU の署名があります。でも、途中から少し絵の印象が変わってきて、最後の26冊目の『黄金の怪獣』には YOSHIDA の署名が見られたりする上に、少年探偵団団長の小林少年がほぼ青年に見えるようになっている気がします。まあ、これだけシリーズで長く続くと仕方がないのかもしれません。
さらに、もっとどうでもいいことながら、先日、京都土産に河道屋の蕎麦ぼうろを買って帰ったんですが、いまだに「かわみちや~の、そばぼうろ」を節をつけて歌えるのは、年代的地域的に極めて限られた人なんだろうと感じてしまい、他方で、少年探偵団の主題歌の冒頭部分、すなわち「ぼ、ぼ、ぼくらは少年探偵団。勇気りんりん、るりの色」から始まって、通して1番や2番くらいを歌える人は、団塊の世代を中心に、まだまだいそうな気がしますし、Youtubeででも探せばあるんだろうと思います。
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