【LINEリサーチ】新型肺炎(新型コロナウィルス)に関する調査結果やいかに?
私がすっかり見逃していて、やや旧聞に属する話題ながら、2月25日付けでLINEリサーチ「新型肺炎(新型コロナウィルス)に関する調査結果」が明らかにされています。調査そのものは2月19日に実施されており、その2週間前の2月5日調査結果と対比されています。さすがに、新型肺炎(新型コロナウィルス)に関する認知度は高いものの、それでも1%は「全く聞いたことがない」と回答していたりしますが、まあ、99%は知っているわけです。1%の知らない人というのは、どんな人なんでしょうか。年齢・性別・居住地などの属性がやや気にかかります。ということで、いくつかグラフを引用しつつ簡単に取り上げておきたいと思います。
まず、上のグラフは、LINEリサーチのサイトから、さいきん2週間の間に、生活の中で困ったこと を引用しています。「マスクが手に入らない」49%と「手指のアルコール消毒用品が手に入らない」20%がマーキングしてありますが、2月19日調査では「新型肺炎が流行っている」よりも「花粉症の季節が来た」の方が多くなっています。私も実は困るのは新型肺炎よりも花粉症で、エコノミストですから、新型肺炎への罹患は5%水準で棄却されそうな気がしますが、花粉症はほぼほぼ100%ではなかろうかという気もします。もちろん、罹患するかどうかではなく、2~3%といわれる新型肺炎の致死率を考慮した期待値ベースでは、死には至らなさそうな花粉症よりも新型肺炎の方のマイナスが大きいんでしょうが、まあ、私は確率的には罹患しないだろうと高をくくっています。
次に、上のグラフは、LINEリサーチのサイトから、あなたの職場での対応や推奨されていることは? を引用しています。「手指のアルコール消毒用品が常備」26%、「マスクの着用の義務/推奨」23%、「イベントや集会の中止」14%がハイライトされています。ただ、「時差通勤の推奨」や「在宅勤務の許可/推奨」はいずれも5%という結果が示されています。今ではもっと比率が上昇している可能性はありますが、「休めるのは"上級国民"だけ」という批判があるのも事実です。
今日、私は何度か買い物や図書館に出かけたのですが、やたらとトイレットペーパーを買って帰る人が多かったような気がします。フェイクニュースにもならないデマのたぐいなんでしょうが、我が家周辺のご近所さんのレベルが低いかもしれないと改めて感じてしまいました。
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