« 新型コロナ破たんが1,000件に達する!!! | トップページ | 2か月連続で下降した12月統計の景気動向指数をどう見るか? »

2021年2月 4日 (木)

どのような大学生がインターンシップへ参加しているのか?

10年振りに大学教員に戻って10か月ほぼ1年を終えました。今は、大学生諸君の定期試験に代わるリポートの採点を終え、高校生諸君の大学受験や外国人も含む大学院への合否判定が控えているものの、徐々に春休み体制に入りつつあります。春休みとは卒業式の季節でもあります。私はまだ卒業生のゼミを持っていないのですが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大で採用人数が抑制されていることもあり、学生諸君の就職も気にかかるところです。ということで、昨日2月3日、リクルートのワークス研から学生の就職に関して、「全国就業実態パネル調査2020(JPSED2020)」を用いて、どのような大学生がインターンシップへ参加しているのか、についてのコラムが明らかにされています。

photo

上のグラフは、リクルート・ワークス研のサイトにあるグラフを3つ結合しています。上から順に、大学3年生と4年生の大学生のインターンシップ参加割合、大学生のインターンシップ期間別参加割合(複数回答)、大学生の居住地別インターンシップ参加割合、となっています。第1に、参加時点では、3年生では43.4%、4年生では36.4%がインターンシップに参加しており、特に3年生の参加割合が高くなっています。4年生の時点ではもう出遅れている、ということなのかもしれません。第2に、期間別では、学生の参加するインターンシップのほとんどは5日以内の短期間のものであり、中長期的なインターンシップへの参加割合は低い水準にとどまっています。第3に、地域別では、南関東および近畿といった大都市圏に住む学生のインターンシップへの参加割合の方がやや高くなっていることが判ります。まあ、インターン先がいっぱいあるんでしょうね。
インターンシップなんて、40年前の私の学生時代にはまったく影も形もなかったものですから、少し勉強したいと思います。私は学生を無賃で働かせる悪しき制度のような受け止めがあったんですが、このコラムでも紹介されている政府の文書では、主体的な職業選択や職業意識の育成を図ることができると考えているようで、関西圏にある私の勤務先の大学でもそれなりに積極的に取り組まれています。私も3回生の演習はまだ持っていないんですが、大学院修士課程のM1生がキャンパス近くの企業にインターンに行こうとしたところ、COVID-19の影響でインターンそのものを受け入れなくなってしまった、といっているのを聞きました。まあ、タダ働きさせられない程度に職場を見ておく、というカンジなんでしょうか?

|

« 新型コロナ破たんが1,000件に達する!!! | トップページ | 2か月連続で下降した12月統計の景気動向指数をどう見るか? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 新型コロナ破たんが1,000件に達する!!! | トップページ | 2か月連続で下降した12月統計の景気動向指数をどう見るか? »