MMD研究所「オンラインでの就職活動に関する実態調査」の結果やいかに?
一昨日の3月16日に、MMD研究所から「オンラインでの就職活動に関する実態調査」の結果が明らかにされています。対象は15歳から25歳ですので、大学生とは限定せずに就活生全体ということのようです。オンライン就活経験者は69.4%に達し、オンライン就活の普及を期待する就活生は85%を超えています。まず、MMD研究所のサイトから【調査結果サマリー】5点を引用すると以下の通りです。
【調査結果サマリー】
- 2020年の就活生のうちオンライン就活経験者は69.4%
オンライン就活で行ったイベントの上位は「説明会」「1次面接」「筆記試験」- オンライン就活を行った業界は男女共に「IT業界」が最多
- オンラインでの就活のメリットは「移動がない」、デメリットは「会社の雰囲気がわかりにくい」
学生がオンライン就活の際に企業に求めることは「会社に関する資料の提供」- オンラインでの就活が今後もっと普及してほしいと回答した人は85.4%
オンラインにしてほしいイベントの上位は「説明会」「1次面接」「筆記試験」- オンライン就活時、ドタキャンをしたことがある人は38.1%
ドタキャンの回数は1回が最多
私も1年前に大学教員に復帰し、下の倅も4月には4回生に進級してすでに就活が始まっているように聞き及んでいます。なかなかに興味深い調査ですので、MMD研究所のサイトからグラフをいくつか引用しつつ簡単に取り上げておきたいと思います。
まず、上のグラフはMMD研究所のサイトから 2020年昨年の就活におけるオンライン就活 などに関する調査結果を引用しています。オンライン、対面、そして、オンタイン+対面のハイブリッド、それぞれによさもあれば、そうでない点もあるんでしょう。
次に、上のグラフはMMD研究所のサイトから オンラインで行った就活イベント に関する調査結果を引用しています。もちろん質疑はあるんでしょうが、ほぼ一方通行の説明会はオンラインの比率が高く、面接も1次の方が2次・3次よりもオンライン比率が高い、という想定される結果となっています。
次に、上のグラフはMMD研究所のサイトから オンライン就活のメリットとデメリット に関する調査結果を引用しています。10年ほど前に私が長崎大学に出向していた際には、東京での就活はかなり負担ではなかろうかと感じていたのですが、オンラインであれば距離のハンディはありませんから、全国から学生が参加できます。ただ、もちろん、デメリットもかなりありそうな気がします。
次に、上のグラフはMMD研究所のサイトから オンラインで行ってほしい就活イベント に関する調査結果を引用しています。かなりの程度に実態に沿った回答になっている気がします。
最後に、図表の引用はしませんが、オンライン就活を行った業界については、当然といえば当然ながら、男女ともにIT業界がトップでオンライン就活を活用していて、2番めは男子が自動車・機械、女子は食品、という結果が示されています。はてさて、今年の就活戦線やいかに?
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