東洋経済オンラインによる「『炭素利益率(ROC)』が高い100社ランキング」やいかに?
本日付けの東洋経済オンラインで「『炭素利益率(ROC)』が高い100社ランキング」が明らかにされています。国連によるSDGsの推進が企業活動で求められる中で、いうまでもなく、二酸化炭素などの温室効果ガス(GHG)の削減は柱のひとつをなすものであり、こういった新しい企業評価の指標のひとつとして注目され始めている炭素利益率(Return On Carbon: ROC)の観点からの我が国企業のランキングであり、東洋経済オンラインのサイトから50位までのテーブルを引用すると以下の通りです。
ランキング1位は大和ハウス工業で6724.3百万円/千t-CO2となっています。GHG排出量55.0千t-CO2に対して、3期平均の連結営業利益は3701億円だそうです。我が国ではまだカーボン・プライシングが進んでいませんが、2050年のカーボン・ニュートラル目標に向けて、この炭素利益率(ROC)が高ければ炭素税の税率が引き上げられても経営への影響は小さいわけですから、今後の経営目標のひとつになってくれれば、と私は考えています。
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