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2022年9月 9日 (金)

久々の東京の印象やいかに?

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2年半ぶりの東京でした。見れば判ると思いますが、上の写真は東京タワーです。
従来はどうしても、コロナ前の東京とコロナ後の関西を比べていたので、不正確になっていたのかもしれませんが、今回の印象は以下の通りです。
マスクについては、東京も関西も変わりありません。外を歩いている人は20%くらいがノーマスクで、電車や室内では10%以下のノーマスクという印象です。ただ、年齢層としては、明らかに私の住まいの周辺のほうが東京都心よりも高齢なので、年齢でコントロールすると関西の方がノーマスクの割合高いかもしれません。
物価も変わりありません。通常、公務員のお給料なんかを考えると、東京の方が地方圏よりも物価高なので調整手当などの上乗せがあるのですが、少なくともスーパーの食料品を見た限りでは大きな違いは感じられませんでした。
大きな違いを感じたのは自転車の歩道走行割合です。東京では、特にスポーツバイクは圧倒的に車道を走っていますが、関西ではロードバイクですら半分くらいは歩道走行のような気がします。いずれにせよ、東京でも関西でもママチャリまで含めると自転車の大部分は歩道走行なのですが、少なくとも、スポーツバイクに限っては、東京では車道の方が多く、関西ではスポーツバイクもママチャリも同じように歩道を走っている印象です。
今回の東京出張ではないのですが、知り合いと自転車走行についてお話をした際、謎解きがありました。すなわち、私の勤務する大学でも自転車置き場の登録の際には1億円以上の保険が義務付けられていて、東京での自転車保険義務化よりも京都府などの方が早くから義務化されていたわけですが、車道/歩道走行との関係で、東京よりも関西の方が自転車保険義務化の動きが早かったのはなぜか、に関する謎解きです。自転車が車道を走る場合、自動車が加害者となって自転車が被害を受けるケースが多いと考えられる一方で、自転車が歩道を走るとすれば、自転車は加害者になって歩行者に被害を及ぼす確率が高くなります。ですから、関西では、自転車の歩道走行の多さを追認する形で、自転車は歩道を走ってもいいので、その代償として、というか、自転車が歩道を走って歩行者にケガを負わるケースがもしあるといけないので、自転車保険が義務化されている一方で、東京では自転車、特にスピードの出そうなスポーツバイクは車道を走っているので、自転車保険義務化が遅れたのではないか、という見方です。経済学的には正しいように見えます。もちろん、政策立案者の意図までは判りかねます。

やっぱり、1年に1度くらいは東京の空気を吸いたい気がするのは、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の世の中で、ひょっとしたら、私だけかもしれません。

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