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2023年9月27日 (水)

今年のノーベル経済学賞やいかに?

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今年もノーベル賞の季節を迎えました。来週10月2日からの週はノーベル賞ウィークであり、以下の公表予定となっています。

10月2日(月)
生理学・医学賞
10月3日(火)
物理学賞
10月4日(水)
化学賞
10月5日(木)
文学賞
10月6日(金)
平和賞
10月9日(月)
経済学賞

ノーベル賞のうちの科学部門との相関が高いといわれるCitation Laureates 2023が9月21日に明らかにされています。科学部門ですから、文学賞と平和賞は入っていません。ただ、生理学・医学賞と物理学賞と化学賞については、私の専門外もはなはだしいので、経済学賞については以下の通りとなっています。

nameaffiliationmotivation
Edward L. GlaeserFred and Eleanor Glimp Professor of Economics and the Chairman of the Department of Economics, Harvard University, Cambridge, MassachusettsFor penetrating analysis and insights on urban economics and the city as an engine of growth
Thomas PikettyProfessor at EHESS and at the Paris School of Economics, ParisFor research on income and wealth inequality and its consequences
Emmanuel SaezProfessor of Economics, University of California, Berkeley, California
Gabriel ZucmanProfessor of Economics, Paris School of Economics and Ecole Normale Supérieure - PSL; Associate Professor of Economics, University of California, Berkeley, California
Raj ChettyWilliam A. Ackman Professor of Economics and Director of Opportunity Insights, Harvard University, Cambridge, MassachusettsFor understanding the determinants of economic opportunity and identifying policies to increase social mobility

おそらく、最も知られているのは、『21世紀の資本』などの格差・不平等研究で有名なピケティ教授、サエズ教授、ズックマン教授ではないでしょうか。所得と富の不平等の研究による貢献が上げられています。恥ずかしながら、グレイザー教授の都市経済学、チェティ教授の機会の決定要因については、ほとんど何も知りません。チェッティ教授が10年ほど前にジョン・ベイツ・クラーク・メダルを授与されたことくらいしか知りません。ズックマン教授は今年のクラーク・メダルの受賞者です。
私自身としては、今年の夏休みの研究により紀要論文を取りまとめましたので、政府財政や公的債務のサステナビリティに関する研究による貢献で、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)のジェームズ・ハミルトン教授とか、国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミストも務めたマサチューセッツ工科大学(MIT)のオリヴィエ・ブランシャール教授とか、を推しておきたいと思います。

最後の最後に、科学部門以外で、やっぱり、文学賞が気にかかります。村上春樹は今年こそ授賞されるのでしょうか?

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