コペルニクス気候変動サービス(C3S)が今夏はもっとも暑かったと発表
やや旧聞に属するトピックですが、先週9月5日に、コペルニクス気候変動サービス(C3S)が今夏は記録的な暑さであった Summer 2023: the hottest on record と明らかにしています。まったくの専門外ですので、いくつかグラフだけ並べておきます。
まず、コペルニクス気候変動サービス(C3S)のサイトから The 30 Waemest Boreal Summers (JJA) Globally を引用しています。夏季ということですので、夏と冬が逆の南半球を別にして、北方 boreal における JJA=June July August、すなわち、6~8月の過去30ケースの暑い夏を並べていますが、右端の今年2023年がかなり飛び抜けて暑かったことが見て取れると思います。
次に、コペルニクス気候変動サービス(C3S)のサイトから Globa Surface Air Temperature Anomalies - August を引用しています。1940年から今年2023年まで80年あまりを時系列でプロットしています。6~8月から8月だけを取り出しても、徐々に気温が上がっているわけですが、中でも今年2023年の8月は+0.71℃と今までになく、これまた飛び抜けて高い気温を記録しています。
最後に、同じ趣旨で、世界気象機関(WMO)のツイッタから Limiting warming to 1.5℃ and 2℃ involves rapid, deep and in most cases immediate Green House Gass emission reductions と題するグラフを引用しています。我が国は2050年のカーボンニュートラルを目標にしていますが、温暖化を 1.5℃ aと 2℃ にとどめる目標達成は2100年までかかっても決して容易ではないと考えさせられるグラフです。
まったくの専門外で、メディアの報道ではなく、1次資料を置いてあるサイトからグラフを引用しただけで失礼いたします。
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