今年の米国大統領選挙の焦点やいかに?
いうまでもありませんが、今年2024年は米国大統領選挙の年です。そして、表題にした「米国大統領選挙の焦点」は明らかに、トランプ前大統領の動向です。共和党の大統領候補選びは予備選序盤で大勢が決してしまった感があります。民主党の大統領候補は、高齢とはいえ現職のバイデン大統領ですんなり決まるでしょうから、4年前と同じ組合せの対決になる可能性が高まってると私は受け止めています。
中でも注目の的はトランプ前大統領です。私が見かけた最初の記事は、昨年2023年9月5日の Foreign Affairs 誌の記事でしたが、最近では Financial Times 紙でも取り上げられていました。まあ、私が見落としているだけで、いっぱいあるのだろうと思います。ただ、この2つの記事では、いずれも "Trump 2.0" と呼んでいます。トランプ前大統領が米国政権にあった2017-2021年から一新して、新しいバージョンということなのだろうと思います。以下に2つの記事のリンクを置いておきます。
- Foreign Affairs: Bracing for Trump 2.0
- Financial Times: The world must start to prepare for Trump 2.0
私自身は、今現在の日本について、経済が成長しない中で賃金が上がらず、財政が大赤字を記録し、世界経済の中で日本がプレゼンスを徐々に低下させていますが、実は、経済よりも政治的な民主主義が危機に瀕していて、しかも、日本だけでなく、世界的に民主主義が行き詰まっていると感じています。ある意味で、米国が民主主義の行詰りの先頭に立っているかもしれません。果たして、100年先に歴史家は今年2024年をどのように記述するのか、とても気にかかります。
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