今週の読書は経済書2冊のほか計6冊
今週の読書感想文は以下の通りです。
まず、脇田成『日本経済の故障箇所』(日本評論社)は、日本経済は企業部門が貯蓄主体になっているため、従来型の経済モデルを適用する前提が成り立っていないとして、賃上げなどにより企業部門から家計部門に所得を移転する必要性を強調しています。小野浩『人的資本の論理』(日本経済新聞出版)は、人的資本理論についてベッカー教授からの歴史を明らかにするとともに、理論的基礎、応用さまざまな理論と実証の展開を解説する入門書です。伊坂幸太郎『777』(角川書店)は、殺し屋シリーズの第4弾最新刊で、シティホテルを舞台に殺し屋が入り乱れて活躍します。萬代悠『三井大坂両替店』(中公新書)は、幕府公金の送金を担った三井大坂両替店のビジネスモデルについて歴史的に解説を加えています。藤崎翔『逆転美人』(双葉文庫)は、本編では美人に生まれついたばかりに幼少時から不幸を背負い込んだ主人公の人生がこれでもかとばかりに語られますが、「追記」部分で驚愕の真実が明らかにされます。芦沢央ほか『斬新 THE どんでん返し』(双葉文庫)は、この出版社の「THE どんでん返し」シリーズの第6弾最新刊であり、5人の豪華執筆陣がどんでん返しミステリを競演します。
ということで、今年の新刊書読書は1~6月に160冊を読んでレビューし、7月に入って計20冊をポストし、合わせて180冊となります。目標にしているわけでも何でもありませんが、年間300冊に達する勢いかもしれません。なお、Facebookやmixi、あるいは、経済書についてはAmazonのブックレビューなどでシェアする予定です。それから、新刊書ではないので本日の読書感想文ブログに入れませんでしたが、若竹七海『不穏な眠り』(文春文庫)も読みました。不運な女探偵・葉村晶シリーズのラストの発刊だと思います。Facebookやmixiでシェアする予定です。
まず、脇田成『日本経済の故障箇所』(日本評論社)を読みました。著者は、東京都立大学の研究者です。私は60歳の定年まで長らく東京の役所で官庁エコノミストをしていたこともあって、経済学の研究者については関西方面よりも首都圏の方に知り合いが多い気がするのですが、本書のご著者もその1人です。役所が主催する共同研究に来ていただいた記憶があります。ということで、本書は現在の日本経済が陥っている長期の経済低迷について、従来の欧米起源の経済学のモデルで分析するのは限界がある、というか、モデルを適用する前提が成り立っていない、との分析結果を提示し、したがって、別の解決方法を適用することにより従来とは異なる政策インプリケーションを導き出そうと試みています。その結論を一言で簡単にいえば、貯蓄主体となってしまった企業部門から家計部門に所得を移転する必要性ということになります。要するに、賃上げが必要だと主張しているわけです。経営者サイドからは、賃金引上げのためには生産性の向上が必要、とか、日本の労働生産性は低い、とかの主張がなされていて、我々もよく耳にするところですが、本書はまっこうからこれを否定し、現在の日本の賃金は生産性を大きく下回っている、と強調しています。そして、貯蓄投資バランス、政府と企業と家計と海外の各部門のバランスを合計すれば、定義的にゼロとなる貯蓄投資バランスから説き起こし、企業の過剰貯蓄を家計に移転することを賃上げをもって実施すべき、との説なわけです。この観点からすれば、海外投資は家計も企業も貯蓄主体となった国内の余剰資金を海外で使うひとつの手段なのですが、実際にはほとんど収益を上げずに失敗している可能性が高い、とデータ分析の結果から結論しています。そして、伝統的なケインズ政策のひとつである財政拡張についても限界まで試みられたものの、結局効果は薄く、金融緩和も最後に資源価格の高騰からインフレを招いた、と批判しています。当時の黒田総裁による異次元緩和は「微益微害」だった可能性を示唆しています。国内では企業は貯蓄主体となって銀行借入をせず、貯蓄主体となった企業が内部留保を積み上げる中で、企業の持つ貯蓄は配当としては家計には流れません。家計の金融資産は銀行預金が大きな比率を占めていて、家計による株式保有が少ないからです。そして、ボーナスを通じた家計への企業貯蓄の配分も滞っています。これが3つの構造的なズレであると本書では指摘しています。すなわち、繰り返しになりますが、(1) 貯蓄主体となって銀行借入をせずに巨額の利益を積み上げる企業部門、(2) 銀行預金に偏重して株式保有が進まず企業貯蓄を配当で受け取れない家計、(3) ボーナスによる利益配分を行わない企業、その上、人口減少と急速な技術革新が事態を複雑にしていると主張します。まず、企業の銀行借入については本書でも望み薄としてます。それなら、ということで、家計の株式保有を進め、ボーナスによる企業利益の家計への配分を拡大する、ということなのですが、これらの処方箋は本書を待つまでもなく、今までにも何度か主張されてきたところであり、実現していないのは余りにも明らかです。本書では、最終章の第7章でいくつかの方策を提示していますが、実際の効果がどこまであるかはやや不明であるとしか、いいようがありません。最後に、本書では表現はともかく、モデルそのものはクリアなのですが、例示が極めて理解しにくい結果になっています。本書の主張は極めて明快で経済学的には正しい方向を向いていることは十分理解できるのですが、それをどう実現できるのか、政策レベルの議論がまだ不足しているように感じられてなりません。
次に、小野浩『人的資本の論理』(日本経済新聞出版)を読みました。著者は、一橋大学の研究者です。本書では、シカゴ大学の研究者であり、ノーベル経済学賞も受賞したベッカー教授の人的資本論をベースに、最新の研究まで含めた人的資本理論を取り上げて解説している入門書という位置づけです。基本的に、学術書ではないかと思うのですが、興味のある学部学生や一般ビジネスパーソンでも十分に読みこなせる内容ではないかと思います。本書は3部構成であり、ページ数ベースで半分近くを費やす第Ⅰ部の理論・基礎編、第Ⅱでは理論から応用へ、そして、第Ⅲ部ではミクロからマクロへと、それぞれ拡張が試みられています。まず、人的資本理論は、ベッカー教授の理論的な貢献とともに、ミンサー教授の実証面での理論の確認が重要であった、と解説されます。私は頭の回転が鈍いので理論はサッパリですが、実証については、その昔に「ミンサー型賃金関数の推計とBlinder-Oaxaca分解による賃金格差の分析」と題する学術論文を書いたこともありますので、人的資本とか、その結果のアウトプットとして得られる賃金なんかのマクロ分析は経験あるところです。まず、理論編では人的資本理論に対置されるシグナリング理論との関係が興味深かったです。ただ、人的資本への投資の結果としてシグナルが得られる、例えば、勉強という投資をしたら東大卒のシグナルが得られると考えるわけですので、矛盾する理論ではなく人的資本が基本にあるシグナルですので、よく整理された議論が展開されていました。事例としても名前に基づく差別なんかの理解が進んだ気がします。応用編では何といっても高度成長期に完成した日本的人事制度、雇用慣行と人的資本の関係が重要です。高度成長期から今まで続く日本的雇用慣行として、その昔は終身雇用とすら呼ばれた長期雇用、年功賃金、企業内組合などがあります。その中でも、特に、長期雇用と年功賃金の相互補完制につき理解が進み、年功賃金のゆえに定年がある、というラジアー理論も説明力あったと思います。また、高齢化が日本的雇用システムにいかなる影響を与えるか、特に定年延長などについて取り上げられています。また、最近の話題としてバブル崩壊後の失われた30年におけるコア人材と非コア人材といった日経連の雇用ポートフォリオ論、あるいは、直近のコロナ・ショックにおける雇用の問題などが取り上げられています。物理的資本が減価償却という形で時の流れとともに減耗し続ける一方であるのに対して、人的資本は投資によるスキルアップにより生産性を向上させることが出来るといった特徴があります。入門書とはいえ、いい勉強になった気がします。
次に、伊坂幸太郎『777』(角川書店)を読みました。著者は、我が国でも指折りの人気を誇るミステリ作家です。本書はその殺し屋シリーズ第4作最新刊です。舞台は架空のウィンストンパレスホテルというシティホテルです。同じシリーズの以前の『マリアビートル』も東北新幹線の車中という設定でしたが、本作品も東北新幹線並みのクローズド・サークルとまではいかないものの、ホテルから外に出ることはありません。そして、『マリアビートル』にも登場した不運な殺し屋七尾=天道虫が活躍しますし、タイトルにも取られた真莉亜への言及もあります。もっとも、真莉亜の登場は少ないです。ということで、簡単にストーリーを追うと、ツキに見放された不運な殺し屋の天道虫こと七尾はホテルに宿泊中の男を訊ねて、娘からの誕生日プレゼントを届ける安全かつ簡単な仕事を請け負いますが、部屋番号を間違えて間違えた先の部屋に宿泊していた男が事故で死んでしまい、その先にさまざまなトラブルに見舞われます。裏仕事の乾に雇われていて秘書をしていた紙野結花がその抜群の記憶力からか、元雇い主の乾に追われていて、逃がし屋のココを頼って同じホテルに滞在しています。乾は美男美女の6人組の殺し屋をホテルに差し向けます。なぜか、成り行きで七尾=天道虫が巻き込まれます。いろいろな経緯あって、七尾=天道虫は紙野結花とココの側に立って、乾の送り込んだ殺したと対峙することになります。加えて、政治家の蓬実篤が秘書の佐藤とともに同じホテルのレストランで記者のインタビューを受けています。ラストの場面で強烈にからみます。ほかの登場人物としては、何組かのペアが重要な役割を果たします。高校バスケ部の同級生だったモウフとマクラが清掃ほかで、ホテルの従業員っぽく登場し、もちろん、ベッドメイク以外にも死体処理なんかに関わります。さらに、奏田(ソーダ)と高良(コーラ)のコンビは爆発物を扱う殺し屋です。この殺し屋シリーズには以前に蜜柑と檸檬というコンビが登場していた記憶があり、どういった役回りかはすっかり忘れましたが、同じようなコンビの業者が本書でも登場します。なお、本書では、ほかの殺し屋シリーズの作品でも同じだと記憶していますが、「殺し屋」とは呼ばずに「業者」と表現しています。ですから、彼らの間では同業者、という表現も出てきたりします。ミステリですので詳細を紹介することは控えます。今までのシリーズでも殺し屋の業者以外に重要な役割を果たす登場人物がいましたが、今回は政治家の蓬ということになります。彼は国会議員をしていて、一部に人気も衰えていないのですが、現在は非議員の情報局長官という役回りで秘書を従えています。加えて、ホテルですのでフロアの移動も読ませどころです。6人組の美男美女業者がターゲットを追って移動するさまもかなり論理的です。ただし、登場人物が、私のこのレビューでも追い切れないくらい多人数に上りますし、それだけに登場人物の動きやストーリー展開も複雑で、同時に、この作者お得意の伏線の設定と回収も複雑になっています。それなりの読解力が必要かもしれませんが、この作者のファンであれば読んでおくべき作品だと思います。
次に、萬代悠『三井大坂両替店』(中公新書)を読みました。著者は、公益財団法人三井文庫の研究員です。まさに、本書の著者としてピッタリと感じるのは私だけではないと思います。広く人口に膾炙しているように、三井の本家本元は呉服商の越後屋であり、大坂の両替店はひょっとしたら三井の本家本元となる活動ではないかもしれませんが、前近代の江戸期とはいえ、近代的な銀行や金融機関の先駆けとなる活動であったということは出来るかと思います。越後屋呉服店は、店先売り、現金払いの掛け値なし、という大きな特徴、というか、当時としてはビジネス上のイノベーションでもって新たなビジネスモデルを切り開いたわけですが、店先売りも、現金払いの掛け値なしも、どちらも越後屋呉服店の前に存在したと本書では指摘しています。その意味で、三井大坂両替店も新たなビジネスモデルを開拓した、というわけではなさそうな気もします。まず、三井大坂両替店は元禄4年=1691年に三井高利が開設しています。現在の銀行のように、一般国民から預金を集めるわけではなく、幕府が年貢で集めたコメを大坂で換金し、江戸に送金する業務を請け負っています。もちろん、金貨、というか、小判で東海道を運ぶわけではありません。御為替御用と当時呼ばれた為替という現代でも用いられる送金方法を使うわけですが、本書によれば、三井は預かった幕府の公金を融資に回して莫大な利益を上げています。すなわち、幕府公金は期日までに送金することが最優先であり、そこに90日程度のタイムラグがあったことから、このタイムラグの期間に三井は幕府公金を融資した、ということになります。ですから、本書ではあからさまに書いていませんが、一般庶民の預金ではなく幕府公金が元手ですので、融資が焦げ付いて回収不能になれば大問題です。現在では、私も授業で教えているように、ハイリスク・ハイリターンとローリスク・ローリターンといわれて、リスクとリターンが対を成しているわけですが、幕府公金を融資に回すとなれば、ハイリスク・ハイリターンの融資は回避される傾向が強かったのは明らかです。三井大坂両替店は、リスク・ミニマイズのために担保を取るとともに、借主の人柄を見るという手法を取っています。まあ、あり得る手だといういう気がします。担保となる家屋敷の不動産を適正に評価し、さらに、人物の人となりも評価することになります。それらを手代が評価するのですが、手代のレベルではダメ出しという拒否権行使は出来るものの、融資の承認はさらに上役の許可が必要であったと本書では指摘しています。こういった業務の進め方や、今でいうところの労働条件、もちろん、お給料まで詳細に歴史的にあとづけて分析を加えています。詳細については読んでいただくしかありませんが、身分制社会で武士が上位に位置する町人社会で、どのようなビジネスができるのか、あるいは、すべきなのか、よく考えられたシステムではなかろうかと思います。
次に、藤崎翔『逆転美人』(双葉文庫)を読みました。著者は、最近話題のミステリ作家です。芸人さんご出身だと思います。私もこの著者の作品を何冊か読んだことがあります。本書はミステリであり、タイトル通り、超絶美人であるにもかかわらず、というか、美人であるがゆえに不幸や不運を背負い込んだ佐藤香織の物語で始まります。一般的には美男美女は得をするように思われているのですが、そういったルッキズムに挑戦するように、その反対の人生を送ってきた主人公の半生を振り返る形でストーリーが始まります。すなわち、就学以前や小学生の低学年の時は何回か幼児誘拐の危険な目に会い、小学校高学年では男子からの交際の告白を受けまくって、それを断ったことで親友から嫌われ、中学生では男子からチヤホヤされる妬みから激しいイジメにあい、暴力行為を受けて指を骨折させらることもあり、結果、不登校となってしました。高校には進学したものの、そこでも同じようなことが起きます。気にかけてくれる先生がいたものの、その先生も美人目当てに近寄ってきたに過ぎず、高校は中退します。その後、コンビニでのバイトを始めますが、いろいろあって、結局、キャバ嬢に落ち着きます。でも、やっぱり、マルチ商法の犠牲となり、キャバクラも辞めることになります。その後、知り合った中学校の教員と結婚し女の子を出産し、幸福な生活が続いたものの長続きはしませんでした。夫が火事で死亡した上、父親が交通事故で死亡し、同乗していた娘も下半身麻痺による車椅子生活を余儀なくされます。そして、娘の勉強のお世話をしてくれた高校の先生に襲われたりします。ここまでが本編です。ページ数として本書全体のほぼ2/3のボリュームです。そして、残り1/3ほどが「追記」とタイトルされて、それまでの本編をひっくり返すような内容となります。実に、この「追記」は詳細に渡って事実関係の詳細を明らかにしてくれています。ホントいうと、本編でもいくつかヒントが埋め込まれています。私もやや整合性を欠く部分があるような気がして不審に思わないでもなかったのですが、ガサツな読み方のために十分内容を把握することが出来ませんでした。それを称して、出版社では「ミステリー史上初の伝説級トリック」として帯に掲げているのだろうと思います。かなり手の込んだトリックであることは明らかです。最後に、私は国際機関のリポートなんかをpdfファイルで読む機会はいっぱいあるのですが、いわゆる電子図書というものはあまり経験がありません。電子図書が紙で印刷された本と同じようにページ割りされているかどうかも知りません。でも、本書については紙に印刷された図書で読むことを、取りあえずは、推奨しておきたいと思います。
次に、芦沢央ほか『斬新 THE どんでん返し』(双葉文庫)を読みました。著者は、表記した以外の作家もいて計5人の著者の作品から編まれたアンソロジーです。この「THE どんでん返し」シリーズは、すでに何冊か出版されていて、私は少なくとも最初の方の『自薦 THE どんでん返し』と『自薦 THE どんでん返し 2』は読んでいます。同じ出版社では「自薦」は3まであり、ほかに、韻を踏むように「新鮮」と「特選」の「THE どんでん返し」もあるようです。そして、本書についてはビミョーに韻を外すように、「斬新」なわけです。ほかに、同じようなシリーズで、小学館文庫から出版されている『超短編!大どんでん返し』と『超短編!大どんでん返しSpecial』も私は読んでいたりします。ということで、本書で収録されている作品を順に紹介します。まず、芦沢央「踏み台」はアイドルグループのメンバーを主人公にして、かつて、麻雀好きというキャラを立てるために付き合ったことのあるプロ雀士からストーカーのように付きまとわれる、というストーリーで、どうしてこういうタイトルになっているのかは読んでみてのお楽しみです。伊吹亜門「遣唐使船は西へ」は、平安時代の遣唐使船を舞台に嵐の中で老僧が殺害された殺人事件の謎解きです。犯人探しの whodunnit はすぐに謎が解けるのですが、どうして、すなわち、いかなる動機で殺されたのかの whydunnit が読ませどころです。斜線堂有紀「雌雄七色」は手紙形式ミステリーとなっています。人気脚本家と離婚した母親がなくなり、倅が7色からなる7通の「虹の手紙」を父親である脚本家に憎悪を込めて送りつけ、脚本家がそれを読み進む、という構成になっています。なかなか大きな仕掛けがなされています。白井智之「人喰館の殺人」は、地震による土砂崩れで山道が閉ざされた登山家7人が廃屋の山荘へ避難するのですが、周囲には羆が出没して、実にアッサリと人間が殺されてしまいます。救助が来るまでのクローズド・サークルで元AV嬢らが巻き込まれた殺人事件が発生し、客の1人である元刑事の推理で真相が明らかにされたかに見えました。でも、別の真相にたどり着く多重推理が読ませどころ、というか、大きなどんでん返しになっています。ということで、「THE どんでん返し」のシリースを途中をすっ飛ばして読んでいます。ちゃんとした読書にしたいのであれば、シリーズを順を追って読むべきかもしれません。でも、本書も執筆陣が豪華ですので、シリーズ順にこだわらずに大いに楽しめると期待してよさそうです。
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