自転車のヘルメット着用は広がるか?
9月12日、今年の秋の全国交通安全運動の実施に合わせて警察庁からプレスリリースがあり、飲酒運転や携帯電話仕様に関する事故などとともに、自転車関連交通事故も取り上げられています。特に、プレスリリース資料の中から 自転車乗車用ヘルメットの着用状況 を引用すると以下の通りです。
ヘルメット着用上位3件の愛媛県、大分県、群馬県では40%を超えていてびっくりしています。ちなみに、プレスリリース資料の最終ページには都道府県別の自転車乗車用ヘルメット着用率調査結果のテーブルがあり、近畿各府県はすべて全国平均の17.0%を下回っています。東京は15.1%なのですが、まあ、私の実感としてもこんなもんだろうと思います。府県別には、滋賀県11.1%、京都府12.5%、大阪府5.5%、兵庫県7.7%、奈良県13.7%、和歌山県14.9%となっています。私の勤務校でも、自転車置き場のステッカーを交付される条件として、保険加入は義務となっていますが、ヘルメットをしている学生はほとんど見かけません。自転車置き場でヘルメットを見ると、学生ではなくほぼほぼ教職員だったりします。はたして、自転車のヘルメット着用は進むんでしょうか。意識の低さを実感します。
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