国際通貨基金(IMF)「世界経済見通し2025年1月改訂版」やいかに?
やや旧聞に属するトピックながら、先週1月17日に国際通貨基金(IMF)から「世界経済見通し2025年1月改訂版」World Economic Outlook Update, January 2025 が公表されています。もりとん、pdfの全文リポートも利用可能です。成長率見通しの総括表は以下の通りです。
見れば明らかですが、世界経済の成長率見通しは2025年と2026年の両年とも+3.3%と見込まれていますが、2000年から2019年の20年間の平均である+3.7%をやや下回ります。しかも、短期的なリスクはまちまちである一方で、中期的なリスクは下方にある "Medium-term risks to the baseline are tilted to the downside, while the near-term outlook is characterized by divergent risks." と指摘しています。日本経済は昨年2024年にマイナス成長を記録した後、今年2025年+1.1%成長とリバウンドし、来年2026年の成長も+0.8%と潜在成長率近傍を見込んでいます。
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