県立図書館はプライオリティが低いのか?
今日は、朝から県立図書館に行って本を借りてきました。
県立図書館は県立美術館と並んでいるのですが、何と申しましょうかで、ものすごく不便な立地です。「文化ゾーン」だか、何だかと称して、図書館と美術館のほかに、びわこ文化公園、さらに、アイススケートリンク、大学もいくつかあって、私の勤務する立命館大学のほかにも、滋賀医大と龍谷大学があったりします。
繰り返しますが、東京に長らく住んでいた身としては、ものすごく不便な立地です。麻生の有栖川宮記念公園にある都立図書館とか、千代田区に移管される前には都立図書館だった日比谷図書館なんぞと比べると、やたらとアクセスが悪いと思います。岡崎の平安神宮の前にある京都府立図書館と比べても歴然たる差があります。一応、路線バスがなくはないのでしょうが、たぶん、1時間に1本とか、せいぜい2本くらいで、JR琵琶湖線の駅からは300円を下らない額の料金設定ではないかと思います。ですから、家族連れでの利用者の大部分は自動車で来ているのだろうと私は想像しています。私のような低所得者で自動車を持たなければ、縁の薄い施設になってしまいかねない気がします。東京や京都と比べて、それほど地価が高いというわけでもないでしょうし、もっと条件のいい土地があるような気もしますが、図書館をはじめとする文化ゾーンにある施設のプライオリティが低いのではないか、と危惧しています。私の勤務校も行政サイドからはそれほど重要だとは考えられていない、のかも知れません。
| 固定リンク
コメント