紀要論文が掲載される
大部分の国民にはそれほど関係ないことながら、60歳を過ぎて年間1本しか書かなくなった学術論文 "Estimating Output Gap in Japan: A Latent Variable Approach" が紀要に掲載されたらしいです。引用情報は以下の通りです。
上の画像は紀要雑誌の表紙です。2番目の論文が私の論文になります。何をしているかといえば、GDPギャップは内閣府や日銀において生産関数アプローチにより算出・公表されているのですが、本論文ではオークン係数やらフィリップス曲線やらを使って、GDPギャップを観測不能変数として状態空間モデルで表現し、カルマン・フィルターにより解いています。これだけでスンナリと理解できた人がいれば、とてもすごいのですが、これ以上ていねいな説明はめちゃくちゃ長くなります。
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