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2025年4月14日 (月)

今年のゴールデンウィークの旅行需要は盛り上がりに欠けるのか?

かなり旧聞に属するトピックながら、4月3日にJTBから「ゴールデンウィークに、1泊以上の旅行に出かける人」の旅行動向見通しが明らかにされています。ここでゴールデンウィーク=GWの日付は今年2025年4月25日~5月7日ということになっています。まず、JTBのサイトからGWの旅行動向の推計結果のテーブルを引用すると以下の通りです。

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見れば明らかな通り、総旅行人数や総旅行消費額は昨年2024年を下回っており、コロナ前の2019年比でも及びません。ただ、最近の物価動向や為替相場を反映しているような気がしますが、1人あたり平均旅行費用は国内旅行も海外旅行もそれほど減少しているわけではありません。
たぶん、私自身は大阪・関西万博を含めて、このゴールデンウィークに宿泊をい伴う旅行はしないと思うのですが、それは別としても、旅行に行かない理由としては、前年から△1.3%ポイント低下したものの「GWは混雑するから(45.9%)」がもっとも多くなっています。次いで、「GWは旅行費用が高いから(34.6%)」、「家計に余裕がないので(25.9%)」といった経済的な理由が続いています。

昨年の春闘はそれなりに盛り上がりを見せて、名目ベースでの賃上げは進みました。しかし、物価上昇が賃上げを超えてしまい、厚生労働省の毎月勤労統計によれば、実質賃金は3年連続で減少しています。総務省統計局による今年2025年2月の消費者物価指数(CPI)では、うるち米(コシヒカリを除く)の価格は+81.4%というとてつもない上昇を示しています。あくまで一般論ながら、消費の優先順位として、コメを買うよりも旅行を断念する家計が決して少なくないことは容易に想像できます。所得が伸びずに、このまま国民生活が貧しくなって行くのでしょうか?

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