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2025年8月 9日 (土)

今週の読書は経済学の学術書をはじめ計7冊

今週の読書感想文は以下の通りです。
まず、岩本康志『コロナ対策の政策評価』(慶應義塾大学出版会)では、科学的根拠に基づく政策形成あるいはEBPM=Evidence-Based Policy Making の視点から、経済学の知見も踏まえつつ初期のコロナ禍の政策対応の評価を試みています。しかし、行動経済学の視点はありません。ノア・スミス『ウィーブが日本を救う』(日経BP)では、日本のアニメ・漫画をはじめとする日本文化愛好者=ウィーブの視点から、途上国の経済的特徴を備えるようになった日本は、直接投資を受け入れて輸出を志向する経済モデルを加えるには完璧な条件を備えていると指摘しています。久坂部羊『絵馬と脅迫状』(幻冬舎)は、医療や病気を主たるテーマにしたり、医者が主人公の6話の短編を収録しています。とても怪奇でホラー、というよりは、ブラックな小説です。医学界の「不都合な真実」も明らかにされていたりします。寝舟はやせ『入居条件: 隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください』(角川書店)では、貯金を母親の借金返済に使われ住まいも希望も失っていた主人公が、「今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中」という月給15万円の求人広告に引かれて集合住宅に住み始め、人間ではない隣人から怪談を聞くことになります。新井素子ほか『すばらしき新式食』(集英社オレンジ文庫)では、「SF×食」のテーマの短編8話を収録したアンソロジーで、よく似た結末の短編が少なくなく、工場で製造された高栄養でコンパクトな食事ではなく、古き良き時代の素材から調理した食への郷愁を誘うストーリーが目立ちます。伊勢谷武『アマテラスの暗号』上下(宝島社文庫)では、主人公を訪ねてニューヨークに来た父親がホテルで銃撃されて殺害され、謎を解くためにゴールドマン・サックスの同僚だった友人らと日本を訪ね、神社や祀られている神々の由来などから日ユ同祖論に行き当たります。
今年の新刊書読書は1~7月に189冊を読んでレビューし、8月に入って先週の5冊と今週の7冊を加えて、合計で201冊となります。今年も年間で300冊に達する可能性があると受け止めています。これらの読書感想文については、Facebookやmixi、mixi2などでシェアしたいと考えています。

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まず、岩本康志『コロナ対策の政策評価』(慶應義塾大学出版会)を読みました。著者は、東京大学経済学部教授です。本書は、出版社からして、完全な学術書であると考えるべきです。すなわち、学部学生では少し読みこなすのは難しい可能性があります。2部構成となっていて、タイトル通りに、コロナ禍への政策対応について、第Ⅰ部では、科学的根拠に基づく政策形成、あるいは、EBPM=Evidence-Based Policy Making の視点から、また、第Ⅱ部では、医学や疫学ではなく経済学の視点から、それぞれ評価を試みたものです。まず、第Ⅰ部では、感染拡大の予測に用いられたSIRモデルに基づいて、北海道大学西浦教授の打ち出した「人的接触の8割削減」が過大であり、7割削減で十分という試算結果を示しています。ただし、EBPMをいう割には、8割削減と7割削減に基づく経済的帰結の差が十分に示されていない気もします。はい、この第Ⅰ部で目についたのは、北海道大学西浦教授に対する激しい批判だけだったような気もします。Ⅱ部では、経済学の視点が提供されます。医学ではマイクロな視点が主となり、マクロの視点が希薄で、数値計算によるモデルのシミュレーションも十分な蓄積ないことから経済学の視点が必要、という趣旨です。その経済学の視点から、費用対効果などを勘案してコロナ対策が過大であった可能性が示唆されています。これは、第Ⅰ部と第Ⅱ部で共通した見方といえます。もっとも、本書の結論とは逆に、医学や疫学の観点から、不確実性が大きかった中で国民の生命を守る方にバイアスを掛けた政策はむしろ望ましい、という見方もできるような気が私はしています。ただ、年齢的な分断を煽る意図はありませんが、高齢者の生命を重視して、若年層の経済的な不便や非効率を軽視したという点は確かに肯定せざるを得ません。ひょっとしたら、高齢者の方が人数も多い上に投票率も高いというシルバー・デモクラシーの影響かもしれません。いずれにせよ、次のパンデミックがあるのかないのか、あるとしてもいつなのか、についてはエコノミストである私にはまったく不明なのですが、経済学の特徴からして、マイクロな選択とともに、マクロの影響も視野にいれることができるという分析が可能です。おそらく、こういったマイクロな視点とマクロな視点を両方併せ持つのは経済学のほかは心理学くらいだと私は思います。ですので、その視点を提供しつつ必要な分析を行うのは、エコノミストの果たすべき役割のひとつかもしれません。最後に、経済学のもうひとつの視点として行動経済学、ないし、行動科学の視点がありますが、本書ではまったく無視されています。私自身は行動経済学についてはとても大きな疑問を持っていますので、コロナ対策に行動経済学を持ち込まないという本書の意図は十分すぎるほど理解できるのですが、あるいは、行動経済学についてもパンデミックの際には確率的な行動変容に役立つ、と考えるエコノミストもいそうな気がします。

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次に、ノア・スミス『ウィーブが日本を救う』(日経BP)を読みました。著者は、米国のコンテンツサイト配信プラットフォーム Substack で人気のニュースレターを配信しているエコノミストです。本書は3部構成となっていて、第Ⅰ部がウィーブ・エコノミー、第Ⅱ部が変容する日本社会、第Ⅲ部がノーベル受賞者から見た経済学の現在、をそれぞれテーマにしています。第Ⅲ部はカリフォルニア大学バークレイ校のナカムラ教授との対談が印象的でしたが、ここでは省略し、主として第Ⅰ部に重点を置いてレビューしたいと思います。まず、タイトルになっているウィーブ=Weebとは、日本のアニメ・漫画オタクを指す意味から転じて、日本文化愛好者を示しています。著者自身も日本への留学経験と勤務経験からウィーブの1人であることを自任しています。そして、日本は直接投資を受け入れて、アニメやマンガをコンテンツとしつつ、輸出を志向する経済モデルを加えるには完璧な条件を備えていると指摘しています。すなわち、世界でももっとも優れた教育制度を持ち、労働者の質と量で優位を保っています。ある意味で、労働コストが安いともいえます。すなわち、本書でも指摘しているように、ひょっとしたら、まだ先進国の一員かもしれませんが、途上国の経済的特徴を備えるようになっていると考えるべきです。社会福祉やインフラをはじめとして行政などの制度的な面では先進国の強みがある一方で、労働力は安価で豊富に存在し、キャッチアップ型の成長が可能であるということです。キャッチアップ型成長が可能という視点は、私が2005年の時点で原田泰さんとの共著論文「日本の実質経済成長率は、なぜ1970年代に屈折したのか」で主張しています。本書では、戦後日本経済は産業政策の支配下にあった大企業だけでなく、市場の中で自由に行動していた中小企業の二重構造であったと主張しています。はい、普通は生産性の高い大企業と低い中小企業という二分法を取るのですが、本書は少し違います。ただ、ホンダやソニーといった戦後中小企業で始まって、今では大企業になった、というのはその通りです。ですから、本書では今でもハイテクでありながら低コストの生産プラットフォームに成り得る高付加価値産業はたくさんあると主張しています。ただ、それはマンガやアニメのウィーブとは違うような気がしますが、そこはご愛嬌です。第Ⅱ部は軽く流しておきますが、東京の商業的密度の高さを指摘し、雑居ビルなどを象徴的に考えれば、東京は「新しいパリ」であると強調しています。そういった写真も豊富に収録しています。残りの細かい部分とⅢ部は読んでみてのお楽しみとしておきます。最後に批判点をあげておくと、本書で考察の対象となっているのはあくまで東京だけであって、日本ではありません。熊本に進出するTMSCなどへの言及もありますが、東京以外はほぼほぼ無視されていると考えてよさそうです。私は60歳の定年までキャリアの国家公務員として東京在住でしたから、ある程度は理解しますが、今の住まいや大学の所在地は関西の中でも京阪神を外れ、県庁所在市でもないわけで、日本を東京基準で見ることの難しさを実感しています。

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次に、久坂部羊『絵馬と脅迫状』(幻冬舎)を読みました。著者は、大阪大学医学部ご卒業の医師・作家です。医療や病院をテーマにした小説を私も何冊か読んだ記憶があります。本書は短編集であり、医療や病気を主たるテーマにしたり、医者が主人公の6話の短編を収録しています。5話目だけが例外です。とても怪奇でホラー、というよりはブラックな小説です。収録順にあらすじは、まず、「爪の伸びた遺体」では、主人公は病院の勤務医です。学生時代に自殺した幼馴染にそっくりな新人医師が同じ病院に勤務し始め、病院内で不可解な事件や事故、あるいは、死亡事案が発生します。ラストはちょっとびっくりでした。「闇の論文」では地方大学医学部の研究者が主人公です。主人公の指導のもとで若手研究者ががんの生検の危険性に関する研究成果をまとめ、学内の反対意見を押し切ってジャーナルに投稿しますが、採択には至らず、逆に、医学界の不都合な事実が発覚します。「悪いのはわたしか」では、著名な精神科医で新聞の人生相談を担当したり、メディアへの露出も多い女性医師が主人公です。本書のタイトル後半の脅迫状が送りつけられて来て、「二度と人前に出られなくしてやる」と脅されます。本書のタイトル前半の「絵馬」では、神頼みの宗教を信ずることなく、科学的な医学を信条とする病院勤務医が、同じ病院の医師が近くの神社に奉納した絵馬を落として割ってしまい、得意としていた医療処置に失敗したりし始めます。「貢献の病」では、落ち目になり始めたエンタメ作家の秘書が主人公です。主人公が秘書をしている作家は文部科学省出身で、社会的貢献や文学的名声を重視するのですが、自身の文学作品のコミック化に続くアニメ化の際の3次著作権をめぐって出版社や別の大物作家とトラブルに巻き込まれます。「リアル若返りの泉」では、すでに小学校教員を定年退職した60代後半の男性が主人公です。ある日、突然髪の毛が増え始め、髪の毛以外にも肉体的に若返りし始め、メディアで取り上げられて、ちょっとした有名人=時の人として名が売れて、収入もアップしたりしますが、妻と離婚してしまいます。

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次に、寝舟はやせ『入居条件: 隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください』(角川書店)を読みました。著者についてはよく判りませんが、小説投稿サイト・カクヨム発の人気ホラー小説『入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください』を執筆していて、それが書籍化されています。主人公と視点を提供しているのは、最後の方のいくつかのパートを除いてタカヒロという20歳の男性ということになっています。貯金を母親の借金返済に充てられて、住まいも希望も失っていたところ、「今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中」という求人広告、しかも、住んで隣人と仲良くするだけで月給15万円という好条件に引かれて、10階建て集合住宅の7階702号室に住み始めます。過去には23人もの人間が脱落したという部屋だそうです。「隣に住んでいる友人」は701号室です。ただし、ほかにも、タカヒロはコンビニでのアルバイトも週何度かしています。このあたりは、村田沙耶香の芥川賞受賞作の前から一般的なアルバイトとして見なされているような気がします。一応、お給料をもらうわけですから採用の面談があり、雇用主の弟の神藤光基という30代半ばの男性が現れて、思いとどまるようさとされますが、結局、採用です。本来の雇用主は彼の兄・伊乃平なのですが、神藤伊乃平はこの小説には弟の神藤光基を通じた間接的な登場しかしません。タカヒロの住んでいる集合住宅は、1階から4階までが短期入居者に貸し出されていて、まあ、これはフツーの短期アパートと同じです。5階は電気回線の具合から電気が通じておらず、貸していないハズなのですが、人の気配がしたりします。もちろん、エレベーターも挙動不審なのですが、6階を通る際にはタカヒロは階段は使わないようにしています。そして、7階はタカヒロとその隣人のほかにも居住者がいます。701号室のタカヒロのお隣さんは、「明らかに人間ではない」わけで、タカヒロはベランダに出てお互いに姿を十分確認することなく、ついたて越しに隣人から怪談を聞く、というストーリーです。最後に、一般的な評価としては、「怖すぎないホラー」ということになっているようで、それはその通りです。また、コンビニでのアルバイトもこなしているという意味で通常の生活を送っている主人公の日常生活が、7階の別の居住者との交流などで、徐々に侵食されてゆきます。まあ、別世界に入り込むような違和感があります。繰り返しになりますが、思いっきり怖いホラーで、夜中におトイレに行けなくなるようなことはないと思います。

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次に、新井素子ほか『すばらしき新式食』(集英社オレンジ文庫)を読みました。著者は、エンタメ作家が多いように受け止めています。8話の短編から成るアンソロジーであり、タイトル通りに、食、食事、料理、などに関するSF短編を収録しています。出版社では「SF×食」といっています。短編ごとのあらすじは収録順に以下の通りです。まず、深緑野分「石のスープ」は、主人公の博士が煮るだけで栄養満点だがまずいスープが永遠に作れる石を発明し、上層部は食糧節約のため全住民に配給するのですが、味はまずいですし、ほかにも落とし穴がありました。続いて、竹岡葉月「E.ルイスがいた頃」は、タイトルにあるエディ・ルイスの孫のミカエラが主人公です。ミカエラは月面都市で工業的に作られた食品ばかりを食べて育ったのですが、離婚中の両親により地球に住む祖父ルイスのもとで一時的に過ごすよう送られ、初めて「土で育った野菜」を食べる体験を味わいます。続いて、青木祐子「最後の日には肉を食べたい」は、ステーキ店で働く村瀬美宇が主人公です。美宇の脳内には肉を愛し、肉を介して寄生主を替える寄生種族**のルカが共存していて、ある日、美宇に声をかけた客の佐野孝明とのやりとりから、ルカが孝明に移ることになります。奇妙な寄生関係の中で人間らしさや最後の食をテーマにしています。辻村七子「妖精人はピクニックの夢を見る」では、32歳の会社員である磐土仁が主人公です。代用食が当たり前になった一方で、新型ウイルス感染者は隔離されるのが日常化した世界で、主人公が感染者として隔離され、薬を服用しているうちに主人公の背中に羽が生えて妖精になってしまいます。続いて、椹野道流「おいしい囚人飯」では、古のマーキス島に召喚された現代人の西條遊馬が主人公です。現代の法医学の知識で王室に重宝されますが、ある日、地下牢で囚人体験のツアーの観光客に提供する囚人飯について、国王ロデリックとその弟の宰相フランシスから開発を依頼されます。須賀しのぶ「しあわせのパン」では、かつては流刑地であったヴィチノの国のパン工場で働くヒューです。ヴィチノでは人々が食べるのはしあわせのパンだけで、これにより全員が心身ともに健やかに暮らしているという理想郷となっています。しかしある日、クーデターが起こります。人間六度「敗北の味」の主人公は狙撃手のマレットです。舞台は、給仕ロボット「ウエイツ」が人類に離反してから400年が経過した未来であり、狙撃手のマレットはウエイツを狙撃する任務で遺跡に足を運び、コンパクトな高栄養食である「電池」ではなく、失われた料理を振る舞うウエイツに出会います。ウエイツという機械が守る「料理の記憶」と、人間が忘れつつある味への郷愁が交差します。最後に、新井素子「切り株のあちらに」の主人公はゆたかです。遠い未来、主流人類は少子化が進む地球から惑星間移民船でネオ・ジャパンへ移住しますが、他方、泡沫移民は飢餓に直面し、主流移民との交流もない中で、主流移民に主人公のゆたかは命を救われます。少子化や移民、食の不均衡など現代的ないくつかの課題を追求しています。最後に、「SF×食」という形で、二重の縛りをかけた短編のアンソロジーですので、よく似た結末の小説が少なくなかった気がします。すなわち、画一的な工場で製造されるコンパクトで高栄養な食事に対して、古き良き時代の食材から調理した食事への郷愁です。その意味で、「E.ルイスがいた頃」や「敗北の味」が記憶に残ります。

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次に、伊勢谷武『アマテラスの暗号』上下(宝島社文庫)を読みました。著者は、ゴールドマン・サックスのデリバティブ・トレーダーを経て、1996年に投資家情報関連の会社を設立して代表取締役だそうです。2019年3月にAmazon Kindleで発表した本作が話題を呼び、2020年10月に単行本として出版され、今年になって上下巻として文庫化されています。私はその文庫本を読みました。本書は、基本的に、日ユ同祖論を強く暗示しています。要するに、日本人とユダヤ人が同じルーツを持っているのではないか、という説で、それを宗教的あるいは祭祀的、はたまた、神社や歴史の系譜をたどって考えようとしています。特に、我が国古典古代の渡来人である秦氏がユダヤ人であるとする説を展開しています。まあ、義経は平泉で死んだのではなく、海を渡ってチンギス・ハーンとして世界を征服した、というのと似た面があります。ですので、歴史書ではなく、あくまでフィクションの小説として読むことを忘れるべきではないと考えます。ストーリーはそれほど複雑でもなく、主人公は日本人の父とイタリア系米国人の母を持ちニューヨーク在住で、ゴールドマン・サックスのトレーダーをしていたケンシ=賢司リチャーディーです。その主人公を訪ねてきた父親がニューヨークのホテルで銃撃されて殺害されたと警察から知らされます。父親は京都府北部にある籠神社の第82代宮司であり、その神社は伊勢神宮の主祭神であるアマテラスと豊受大神が発祥した地とされて両神が祀られていて、「海部氏系図」という日本最長の家系図が発見された歴史的拠点だという設定です。父親の死の謎を解くため、主人公はゴールドマン・サックスの同僚であった3人と日本を訪ねます。その元同僚の3人が、全員男ながら、バラエティ豊か、というか、何というか、日本語ができるユダヤ人、オカルト好きの中国人、そして、ムスリムです。主人公を加えて4人で日本を訪れ、日本にいる元恋人などの助力を得つつ、関係する土地を探訪します。歴史ミステリといえますが、写真や挿絵などが豊富に収録されていて、それはそれで楽しめる読者がいそうな気がします。

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