お正月のおせち料理の価格動向やいかに?
11月15日に帝国データバンクから「2026年正月シーズンおせち料理価格調査」の結果が明らかにされています。コメをはじめとして食料品価格の高騰が続く中、全国の大手コンビニエンスストア・百貨店・スーパー・外食チェーン・日本料理店などのうち、前年と価格が比較可能なおせち料理を対象に調査を行っています。比較対象は110社・ブランドであり、標準的な三段重、または3~4人前サイズの税込価格となっています。まず、帝国データバンクのサイトからSUMMARYを引用すると次の通りです。
SUMMARY
2026年正月のおせち料理の平均価格は2万9098円(税込)となり、前年に比べて1054円・3.8%の値上げとなった。原材料価格の高騰や包装資材、配送費用の上昇など、物価高の影響を受けて多くのおせちが値上げを余儀なくされた。1000~2000円の小幅な値上げにとどめた商品が多かった一方で、高級志向のおせちでは、食材のグレードアップに伴い大幅な値上げがみられるなど、価格の二極化が進んでいる。
ということで、2026年正月の平均価格は税込みで2万9098円となり、前年の2万8044円に比べて+1054円、率にして+3.8%の値上げです。3年ぶりに値上げ幅が1000円を超えて、いよいよ、おせちのブリュームゾーンである「3万円の壁」が近づいていると帝国データバンクでは指摘しています。もっとも、質の向上や限定感で高価格をめざすプレミアムおせちが3万円を超える一方で、大容量やコスパを打ち出すおせちも少なくなく、二極化が広がる可能性も指摘しています。下のグラフは帝国データバンクのサイトから おせち料理 平均価格推移 を引用しています。
もちろん、こういったおせちの値上げは食料品価格の上昇や人件費の高騰などのコストアップに起因する部分がかなりあります。ですから、前年まで価格高騰が続いた輸入サーモン類のほか、太平洋での漁獲枠が拡大し漁獲量が増えたことで値下がりが続いたマグロ類などの価格上昇圧力が弱まる兆し見られた一方で、「子孫繁栄」の願いが込められるイクラは、秋鮭の記録的な不漁などを受けて価格が急騰しているほか、数の子でも海外産を中心に円安や加工地での人件費上昇といったコスト高を受けて値上がりが続いていて、魚介類以外にも、猛暑の影響で不作が続く黒豆類、鶏卵などで大幅な値上げが見込まれる、と帝国データバンクでは指摘しています。下の画像は帝国データバンクのサイトから おせち料理の原材料価格動向 を引用しています。
さて、ひと月あまり後に控える今年のお正月はどうなりますことやら?
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