生成AIの活用と生産性の関係やいかに?
先週11月13日、米国のセントルイス連銀から The State of Generative AI Adoption in 2025 と題するリポートが明らかにされています。生成AIの活用が労働生産性にどのような影響を及ぼしているか、について、単なる生成AIを利用する労働者数だけではなく、労働者が業務でAIを使用する時間を測定し、米国における18-64歳の労働者の生成AIの使用時間は2024年11月の4.1%から2025年8月には5.7%に増加している For the entire U.S. workforce ages 18 to 64, the share of work hours spent using generative AI increased from 4.1% in November 2024 to 5.7% in August 2025. ことを明らかにしています。
上のグラフはセントルイス連銀のサイトから Labor Productivity Growth and Industry-Level Usage of Generative AI を引用しています。破線は傾向線ですが、平均的に、時間節約が1%ポイント増加した産業では、パンデミック前の傾向と比較して、生産性の伸びが2.7%ポイント高くなっている on average, industries with 1 percentage point higher time savings experienced 2.7 percentage points higher productivity growth relative to their prepandemic trend. ことが示されています。これは因果関係ではありませんが、労働生産性の決定要因は多岐に及ぶことから、生成AIも労働生産性を高めている可能性が大いにあると結論しています。それほど単純な結論に飛びつくことは控えますが、AIの活用が労働生産性を向上させる可能性については否定のしようがないと私は考えています。
最後に、私個人の感想ですが、上のグラフの左下のAIの活用が進まず、労働生産性も低下している産業のひとつに政府=Governmentがあります。米国においてすらこうなんですから、日本政府はもっとなんでしょうね。
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