KPMGリポート「経済安全保障・地政学リスク2026」
先週金曜日の1月30日にBig4会計法人のひとつであるKPMGから「経済安全保障・地政学リスク2026」と題するリポートが公表されています。まず、2026年の注目テーマとして9項目が上げられており、最初の6項目は地域別で、米中関係、米国、東アジア、ロシア・ウクライナ、欧州、グローバルサウス、となっており、残り3項目が地域横断的に、サステイナビリティ、経済安保、テクノロジー、となっています。
上のテーブルは、KPMGのサイトから、【米国・中国・EU・日本のAI政策比較】を引用しています。現在の株高などをAI技術がサポートしている面があるのは広く報じられている通りです。ただ、テーブルから、私なりに2点だけ読み取ると、第1に、AIのリスクを意識しているのは欧州だけで、米中日はどうも、手放しでAI振興の方向性を打ち出しているように見受けられます。それにしては、第2に、投資規模が日本だけ1桁小さいような気がします。米国が5000億ドル、中国が1兆元=22兆円、欧州も2000億ユーロ=36兆円、に対して日本は1兆円、ということのようです。KPMGの取りまとめですので、抜けがないとはいい切れませんし、そもそも、GDPで見た経済規模が日本だけ小さい、ということもいえますが、リスクを考えていない割には投資規模が小さい、というのが日本のAI政策の特徴かもしれません。
| 固定リンク



コメント