春闘の回答状況やいかに?
一昨日3月23日に、連合から「2026春闘 第1回回答集計結果」が明らかにされています。1,100組合の加重平均で+17,687円、+5.26%と、昨年から額で▲141円減、伸び率で▲0.20%ポイント減となっています。まず、【概要】を連合のプレスリリースから引用すると次の通りです。
最初のポイントにあるように、300人未満の中小組合552組合では、+14,300円、+5.05%と、やや渋い回答となっています。また、当然に、今後第2回回答、第3回回答と進につれて額や伸び率が低下していくのは例年の通りだと私は受け止めています。軽く想像される通り、満額や高額の企業が先行して回答し、後の回答ほど渋い結果になるのは人間心理として当たり前だと考えるべきです。次のグラフは同じく連合のプレスリリースから 2013以降の第1回回答集計結果の推移 と 有期・短時間・契約等労働者の賃上げ を引用しています。
昨日、総務省統計局から公表されたばかりの2026年2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で+1%台の上昇率に落ち着き始めていますが、何せ、3月に入ってからの米国とイスラエルによるイラン攻撃から石油価格の上昇が始まっているのも事実であり、物価がどのような影響を受けるのか、きわめて不透明であり、今年の2026春闘の方向性も未確定です。果たして、労働者の実質賃金が上がり、消費が増加する方向に向かうのでしょうか?
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